2017年11月18日
レビュー『絶滅危惧職、講談師を生きる』神田松之丞+杉江松恋
木井健一 KII Ken-ichi@moto_naka_sueお褒め頂いたので転載。『絶滅危惧職、講談師を生きる』
2017/11/11 18:00:19
神田松之丞/著
杉江松恋/聞き手
新潮社/刊
amazon(アマゾン)に掲載された2017年11月4日付けの四家正紀さんという方による上記の本に対するレビューは実に素敵である。(※ごく最近よりの松之丞さんのファンとして上記のレビューに目をとめた。)
これでも一応前座の頃から聴いているので言わせていただくが、神田松之丞の登場は一つの事件だった。講談というジャンルでここまでのことが出来る若手、しかも男性がでてきたのかと。凄惨な慶安太平記・鉄誠道人に胸倉を掴まれ、深夜寄席の軽妙な山田真竜軒に臓物を揺らされるほど爆笑した。その勢いはますます加速し、昨今の芸の進化と集客力は驚愕に値する。ラジオパーソナリティとしても非凡な才能を発揮している。しかしこれはまだ序章に過ぎない。ただし、記録するに値する序章なのだ。杉江松恋氏という素晴らしい「聞き手」によりまとめられたこの好著、もちろん今読むべきである。しかしその価値がさらに増す未来が、この先に待っている。伝説を楽しもうではないですか、ご一緒に。ぜひ。
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コメント一覧
1. Posted by ますめっど 2017年11月18日 13:08
まだ買ってない。
まっちゃんを始めて見たのが、こはるさんが出る末廣亭の“四派で深夜”だったと思う。
登場してすぐに「講談にもとうとう、現れたか。(スゴいヤツ)」と思ったもんです。
まっちゃんを始めて見たのが、こはるさんが出る末廣亭の“四派で深夜”だったと思う。
登場してすぐに「講談にもとうとう、現れたか。(スゴいヤツ)」と思ったもんです。
2. Posted by 4k
2017年11月18日 14:30
いやほんとそうでしたよね。
この本と、AERAのインタビューは非常に良かったです。
この本と、AERAのインタビューは非常に良かったです。