『シェアする落語』次回は7/7です。

2017年11月18日

レビュー『絶滅危惧職、講談師を生きる』神田松之丞+杉江松恋


お褒め頂いたので転載。


神田 松之丞
新潮社
2017-10-31

これでも一応前座の頃から聴いているので言わせていただくが、神田松之丞の登場は一つの事件だった。
講談というジャンルでここまでのことが出来る若手、しかも男性がでてきたのかと。

凄惨な慶安太平記・鉄誠道人に胸倉を掴まれ、深夜寄席の軽妙な山田真竜軒に臓物を揺らされるほど爆笑した。

その勢いはますます加速し、昨今の芸の進化と集客力は驚愕に値する。ラジオパーソナリティとしても非凡な才能を発揮している。

しかしこれはまだ序章に過ぎない。

ただし、記録するに値する序章なのだ。

杉江松恋氏という素晴らしい「聞き手」によりまとめられたこの好著、もちろん今読むべきである。
しかしその価値がさらに増す未来が、この先に待っている。

伝説を楽しもうではないですか、ご一緒に。ぜひ。




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rakugo.blog.jp

 

m_shike at 13:00コメント(2)講談 | 書籍 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2017年11月18日 13:08
まだ買ってない。
まっちゃんを始めて見たのが、こはるさんが出る末廣亭の“四派で深夜”だったと思う。
登場してすぐに「講談にもとうとう、現れたか。(スゴいヤツ)」と思ったもんです。
2. Posted by 4k    2017年11月18日 14:30
いやほんとそうでしたよね。

この本と、AERAのインタビューは非常に良かったです。

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