2018年01月08日
やはり卓越 雷門音助落語会 音助噺 その3 2017/11/14
一か月後にシェアする落語にご出演いただくので、平日だけど時間作って駆け付けた音助さんの独演会。
●三遊亭金の助『大安売り』(聴けず)
ここから入場
●雷門音助『加賀の千代』
雨男を自任する音助さんが、自分の会を晴れの日に開催するための秘策がまくら。いろいろ調べて仕込んであって面白い。
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●雷門音助『加賀の千代』
雨男を自任する音助さんが、自分の会を晴れの日に開催するための秘策がまくら。いろいろ調べて仕込んであって面白い。
噺のほうはなんといっても甚兵衛の人物造形が素晴らしい。あくまでもナチュラルに人物になりきってしまうので「そうそう、そうだよね!」と素直に笑ってしまう。よい。
仲入り
●春風亭昇羊『二人だけの秘密』
初めて。昇太一門らしいよくも悪くも騒がしいまくらから、自作の新作はすっきりと落語らしいシンプルな会話がなかなか良くできていた。
●雷門音助『三枚起請』
おおおお、大ネタだ。
仲入り
●春風亭昇羊『二人だけの秘密』
初めて。昇太一門らしいよくも悪くも騒がしいまくらから、自作の新作はすっきりと落語らしいシンプルな会話がなかなか良くできていた。
●雷門音助『三枚起請』
おおおお、大ネタだ。
やっぱり難しい噺なんだろう。騙された男が三人もいるし、女は三人分の裏表をやんないといけない。そのしわ寄せが噺のリズムに微妙に影響していた気がする。
とはいえ、やはりこのキャリアでこの噺をこんなに楽しく聴かせてくれるのはとんでもない実力者と言わざるを得ない。その技術を見せびらかすことなく、すいすいっと楽しく、楽しく聴かせてしまうあたり、僕の考案したキャッチフレーズ「さわやか本寸法」悪くないんじゃない?
で、このあと『シェアする落語』でも大活躍。
で、このあと『シェアする落語』でも大活躍。
それについてはまた改めて。
コメント一覧
1. Posted by ますめっど 2018年01月08日 16:31
三枚起請…果敢だねぇ(今朝方、松之丞さんの“ボロ忠”を聴いたのでこのフレーズがよぎりました)
2. Posted by 4k
2018年01月08日 17:36
果敢ですねえ。しかもその果敢さを感じさせず、さらっと聴かせてくれる「さわやかさ」がありますね。
要は大物なんだと思います。
要は大物なんだと思います。