2017年11月26日

一門はいいなあ 寸志・音助 実は同期の落語会 大師匠のかたち 2017/10/19


こちらの会はいつも顔付けがよくて好きですねえ。
会場も僕の好きな日暮里サニーホール。


 
三遊亭じゃんけん『堀の内』
雷門音助『長短』
立川寸志『黄金餅』

仲入り

立川寸志『芝居の喧嘩』
雷門音助『竹の水仙』
立川寸志・雷門音助 対談


●三遊亭じゃんけん『堀の内』
この日は何となくドタバタしていたけど、好きな前座さん。


●雷門音助『長短』
長いほうが上方言葉。これが雷門の型らしい。確か三遊亭金馬師も同じ型だったような。
こういうシンプルな噺に音助さんの味がよく出る。煙管の吸い方ひとつ見ているだけでワクワクしてくる。


●立川寸志『黄金餅』
この前ネタおろしを聴いていたから、細かいところを修正していたのが良く分かる。寸志さんは必ず前よりレベルアップさせてくる。
子供の頃に聴いた大師匠にして家元・立川談志の『黄金餅』は確かに凄かった。「芝居もどんなもんだか一度は見てみたい、鰻もどんなもんだか一度は食ってみたい(とかなんとか)」というセリフははっきり覚えている。寸志さんの場合、家元の「凄惨さ」にはやや欠けるが、落語らしい軽妙さでかるーく客を引っ張って行ってくれるのが面白い。でも伝法なところにはやっぱり家元の影響もしっかり感じられるのがまたいい。

僕の好きな噺で、寸志さんがこうやって僕好みなかたちに演じてくれるのは嬉しい。


仲入り

●立川寸志『芝居の喧嘩』
これもこの前のネタおろしを聴いている。講釈ネタにありがちな力の入りすぎがなく、あくまで落語のリズムで楽しませてくれるのが、僕の好きなところ。


●雷門音助『竹の水仙』
上方の型だそうで、そういえば笑福亭鉄瓶さんがやっていたのを聴いたことがある。芸協ということで笑福亭鶴光師経由らしく、さらにたどると浪曲・京山幸枝若らしい。大師匠あんまり関係ない(笑)ひとりひとりのキャラが楽しく描き分けられながらも、噺全体に音助さんらしい自然さと品格があって、ちょうどいいくらいに笑える。これいいよね。ちょうどいいくらいに笑える。


●立川寸志・雷門音助 対談
寸志さんが若いころに家元談志に会ったことがある(それも二回も)という話が一番驚いた。音助さんからは名古屋と岡山の雷門の話。特に岡山・雷門喜助師の話、これもまた興味深い。
寸志さんが音助さんと大師匠・先代雷門助六に似ているとの自説を展開。
音助さん『しらみ茶屋』やってくれないかな。

大衆性が縦糸なら伝統は横糸。織り上げられる落語の世界で「一門」という横糸はとても興味深いし、楽しい。

また同じ企画があったら駆けつけたいものです。



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m_shike at 19:30コメント(2)落語 | 生落語感想 

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2017年12月02日 11:43
「黄金餅」は人間が出ますよね。ワタクシも軽めな方がいいですね。 ただこのネタは人を見ちゃう。
2. Posted by 4k    2017年12月02日 16:20
嫌いな人は嫌いでしょうね。僕は談吉さんのも好きです。

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