2017年10月09日

絶妙の顔付け 桂三四郎らくごの缶詰第15便  ゲスト玉川太福 2017/08/20


この会らしい、絶妙の顔付け。




桂三四郎・玉川太福『トーク』
桂三四郎『普請ほめ』
玉川太福(曲師 玉川みね子)『地べたのふたり〜湯船のふたり』

仲入り

桂三四郎『井戸の茶碗』


●桂三四郎・玉川太福『トーク』
かみ合っているのかいないのか分からないまま、結構笑って終了。
元ラグビー選手で今もラグビー観戦が趣味の太福さん、三四郎さんはラグビー選手の泣き方が尋常じゃないと泣いて見せたが、いやいや甘い。ラグビー選手はね、試合前から泣いてたりしますからね。


●桂三四郎『普請ほめ』
大阪での高座のあれやこれやでがっちり笑わせてから、東京でいう『牛ほめ』。
相変わらず「しっかりと古典」なのに「どこまでも、いまの・僕ら自身のはなし」に仕立ててしまう三四郎マジックは凄い。


●玉川太福(曲師 玉川みね子)『地べたの二人〜湯船の二人』
大好きな「地べたの二人」シリーズから、聴いたことがなかった湯船の二人。
ほとんどの客が浪曲はじめてと思われる中で、いつもの浪曲入門的な流れ(『銭湯激戦区』のさわり)から「ひとり斎藤、ひとりは金井〜」と『地べたのふたり』へ。
このシリーズの特徴である小市民の小市民っぷりが、もっともよく表現される演目なんじゃないだろうかこれは。みね子師匠の太棹もいつにもまして冴えまくり、このミニマリズム浪曲を無駄に大きく盛り上げる。とにかく、受け方がすさまじかった。明らかに三四郎さんファンの人たち、とくに若い女性がゲラゲラゲラゲラ笑い転げ、仲入りで「浪曲、浪曲やばくね?」などと会話していた。

仲入り

●桂三四郎『井戸の茶碗』
おっと三四郎さん、釈ネタもやるのね。
舞台が大坂で、なんで細川の殿様が大坂にいるのか良く分からなかったけど、三四郎古典マジックはこの噺でもしっかり機能し、そこに高木作左衛門家来・良助のキャラに独自の味付けが利いて、聴きごたえある一品に。

やっぱり三四郎さんはうまい。面白い。そこにぴったりのゲストを持ってくるプロデューサーぶちこさんの力は凄いね。
次回も楽しみな会です。


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20170827_015

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m_shike at 20:30コメント(2)落語 | 生落語感想 

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2017年10月11日 13:26
三四郎さん、先日の一人会も好評だったようで。
先日上野で行われた、上方の京山幸枝若、春野恵子、京山幸太の三人会へ行ってきまして。
むこうのヤツは唸りが地響きをたてるかのごとく、内容はさすが“浪花節”という濃さでしたね。 粋ではないが しびれる世界でありましたよ。
2. Posted by 4k    2017年10月11日 13:53
三四郎さんの会行きたかったですねえ。

上方の浪曲は、先代幸枝若とか「笑いが多い」イメージがあります。まだなまでは聴いたことがないので、楽しみにしたいなと。

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