2017年10月01日

ピンク色の羽織に今年も親子噺二席 立川談四楼独演会 2017/08/15


結局今年もまた来てしまいました。終戦記念日の北澤八幡。



立川談洲『たらちね』
立川笑ん『道具屋』
立川只四楼『花色木綿』
立川談四楼『ぼんぼん唄』

仲入り

林家ペー『やかん』
立川談四楼『ぼんぼん唄』



●立川談洲『たらちね』
前座その一。初めて。ダンスの先生だったとか。器用で口がよく回る。でも地に足ついていない感じ。まあ前座ですからこれからです。


●立川笑ん『道具屋』
前座その二。あまり器用ではない。でもなんというか、とぼけた味わいに得難い魅力がある。じっくり噺に取り組めばどっかでポーンと伸びるような気がする。楽しみ。


●立川只四楼『花色木綿』
前座その三。今一番好きな前座。この前の上野広小路亭に続いて楽しく高座をまとめていた。もっといろいろ聴いてみたい。


●立川談四楼『ぼんぼん唄』
高齢の時事ネタまくらは今年も面白く。
小間物屋に関する話が出てくると、お、今年もぼんぼん唄だなとうれしく思う。
お盆に聴くのにこんないい噺はない。また毎回、客席とご自身の以降に合わせて、細かい細工を変えている。
何度聴いてもどこかに新鮮な味わいがある。大好きな噺。


仲入り


●林家ペー『やかん』
見事なまでにピンクの着物にピンクの羽織。
懐かしい漫談口調、ギターを杖にして末廣亭で喋りまくり、バカ受けしていたのを思い出す。
噺のほうは上下を90度近く振る、横顔がばっちり見える(笑)やかん。
上手いわけではないけど、お手持ちのオーラと喋りの面白さでまあ受ける受ける。



●立川談四楼『一回こっくり』
2015年の大リニューアルをさらに推し進めた2016年から、さらに進化した2017年バージョン。
「あのあたりはちょっとクサくね」と師匠ご自身は仰っていたが、いやいや、まったくクサいとは思いませんでした。
作家・立川談四楼は推敲の鬼なのだな。より丁寧にセリフを吟味し、足すべきところは足し、削るべきは削る。主人公夫婦はもちろん、息子・幸太の長台詞はさらに説得力を増し、養子話を持ち込む近所のおかみさんの造形も微妙に変化させていて、この傑作人情噺をさらに味わい深いものにしている。

こういう「育っていく噺」とお付き合いができたのは幸せなことだなあと。


毎年書いているけど、誰か引き継ぎませんかこの噺。寸志さんはもちろんだけど。
立川談修師とか、春風亭一之輔師とか、一龍斎貞寿先生とか、育ててくれそうな人はいると思うんだけどな。


後これも何回も書きますが、映画化・ドラマ化希望です。







m_shike at 19:34コメント(2)落語 | 生落語感想 

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2017年10月08日 10:49
談四楼師匠の会はいろいろ志向をこらせれて、しかも噺もここでしか聴けなそうなものばかりで。
2. Posted by 4k    2017年10月08日 10:56
参集殿建て直しで、次回か、その次の回から本殿?になるそうで,終演後の打ち上げはできなくなるようなのですが、落語好きならたまらない会だと思います。

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