『シェアする落語』次回は7/7です。

2017年07月08日

木乃伊取り! 圓橘の会 2017/05/27 #三遊亭圓橘


連続物・名人長二が続いています。

圓橘の会


三遊亭まん坊『夏泥』
三遊亭圓橘『木乃伊取り』

仲入り

三遊亭圓橘『名人長二(三)   』


●三遊亭まん坊『夏泥』
闇の中で会話、金をとられる羽目になる泥棒。前座なのにずいぶん難しい噺にチャレンジするもんだなとおもったら、一門の英才教育なんだそうで。いいぞいいぞ。


●三遊亭圓橘『木乃伊取り』
後の噺が重いので、ここは廓噺で。
『百川』の百兵衛さんといい、こういう融通利かない田舎者のキャラも圓橘師は面白い。
それはたぶん、きちんと型ができていて、その上に表情の豊かさが加わってくるから。

特にこの噺、だんだんぐにゃぐにゃなるところがポイントじゃないですか。型と表情の変化ですよ。鮮やかもんです。



仲入り

●三遊亭圓橘『名人長二(三)』
後の噺は重いと書いてしまいましたが、今回はそれほど重くない。でも長二の頑なな名人気質「不器用長二」のキャラがじわじわ伝わってくる圓橘師の人物造形が楽しめるので、ここを聴けたのはラッキーだと思った。仏壇叩きほど強烈じゃない。じわっと来ます。
あと、お柳が置いて行った折詰食っちゃう弟分の兼松がいい。こっちのほうが「落語に出てくる職人」って感じでね。




圓橘の会 吉原

圓橘の会は、こうした展示も楽しみの一つなのです。

m_shike at 14:36コメント(2)落語 | 三遊亭圓橘 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2017年07月17日 13:08
“木乃伊取り”って知ってる割にはあまり生で出会わない噺であったりしますね。
2. Posted by 4k    2017年07月22日 10:39
面白い噺だからもっとどんどんかけて欲しいんですが、難しいんですかね。

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