2017年01月10日

寸志アレンジの傑作・死神  神保町ぶらり寄席 2016/12/25 立川寸志


今年最後の、一時間のお楽しみ。
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立川寸志『真田小僧』
立川寸志『死神』


●立川寸志『真田小僧』
行きたかったけど行けなかった「笑二・寸志ねた回し」でネタおろしした噺。
前半はやや平板。後半になって畳みかけるように面白くなった。
けど、子どもはやはりあまり得意ではないのかな。他の寸志さんの噺と比べるとやや印象の薄い高座。


●立川寸志『死神』
お客に「人情噺とちょっと怖いのとどっちがいいですか」と聞いてからこの噺へ。寸志さんアレンジの効いた古典落語の中でも傑作のひとつ。初めて聴いた時に比べると衝撃はやや弱まったが、手の込んだ仕掛けにより浮かび上がる、死神のどうにも人間臭いキャラクターは健在で、何ともおかしい。ただ、もう一歩弾けても良かったかな。
 
あとから考えてみると、そんなに調子がいい日ではなかったのかもしれない。それでもレベルの高い二席をきっちりそろえてくる寸志さんはやはりいい。

あと、何度も繰り返し同じこと言うけど、1時間きっかりお飲み物付き1500円というこの会の仕掛けは、特に初めての落語に向いている。

今年2017年もほぼ月1回の開催を予定しているとのことで、皆様ぜひぜひ。

2017年01月01日04時01分44秒



こちらもおすすめです。
2017年01月01日04時01分46秒

 2月4日 立川寸志&雷門音助 今のところ一番好きな噺 実は同期の二人会(東京都) 


m_shike at 09:30コメント(0)トラックバック(0)落語 | 立川寸志 このエントリーをはてなブックマークに追加

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