『シェアする落語』次回は7/7です。

2016年11月05日

立川流再活性化作戦 寸志の落語研究部 立川寸志・立川らく人 2016/10/16


道楽亭は久しぶり。
 d6a03cb0.g


立川寸志『豆屋』
立川寸志『町内の若い衆』

仲入り

立川寸志『不動坊』 


●立川寸志『豆屋』
噺に入った時点でぜん馬師直伝と確信。売り声が美しいのも寸志さんの武器の一つ。
二人の客はほどほどに凄みが効いて、短くまとめていい感じ。


●立川寸志『町内の若い衆』
これもすぐに左談次師と分かる。 左談次師のあの「絶妙の軽さ」には、まだまだかなうべくもないのだけど、人物一人一人の調子の良さが寸志さんのスウィングっぽいリズムパータンにピタリ。


仲入り

●立川寸志『不動坊』 
調子のいい人物が得意な寸志さんにとってはお似合いの演目。なるほど龍志師からですか。
まだまだストレートにやっていた感じだけど、もっともっと寸志色を出せるんじゃないかな。
前座のキャラは立川流ファンにはたまりませんけど、まだまだいじれるはず。 


●立川寸志・立川らく人 トーク
ものすごく興味深い話と、うーんそれを客が聞いてもなあ、という話が半々かな。
規範があるようなないようなの立川流で前座を育てるのは大変だということはよくわかった。
そして、そういう大変な現状に対して吉笑さんや寸志さんたちが立ち上がっている、ということも分かった。
応援したい。
あと、らく人さんのトークが以前のこの会に比べて格段にうまくなった。落語も進歩しているのかもしれない。聴いてみたい。 


リーダーと事務方が明らかに不在の立川流、ボトムアップでどこまで頑張れるか。
ある意味では凄い可能性を秘めているともいえる。いまの二ツ目がコアとなってガンガン攻めてほしい。

立川流が好きっ!!
12月21日(水)開場18:30 開演19:00
深川江戸資料館 小劇場
江東区白河1-3-8
東京メトロ「清澄白河駅」より徒歩5分
料金2000円 全席自由
予約:各演者又は当サイトお問い合わせより
立川こはる/ 立川志の太郎/立川談吉/仲入り/立川吉笑/立川寸志/立川志ら乃
※出演順の掲載となります。今回はトークではなく全て落語となります。
※8月に新宿ロフトプラスワンにて行いましたトークショー「立川流が好きっ!!」のメンバーでの落語会となります。基本的にチケットは手売りとなります。ご予約はお早めに。


m_shike at 23:30コメント(2)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2016年11月06日 17:19
立川流の弟子の育て方は大変のようですね。 ある種確率しているのが、志の輔師匠。
お弟子さん達がしっかりしている。
談笑師匠は弟子恵まれている感があります。
でひょっとすると一番スゴいのはこしらさんかも、と思っている。 今スタイル。
2. Posted by 4k    2016年11月06日 22:42
それぞれの一門はいいと思うんですが、立川流がどうなるのか、難しいところです。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
note 話芸(落語・講談・浪曲)×IT・マーケティング
サイト内検索
最新コメント
記事カテゴリ
メッセージ
パートナーブロガー 一覧 | アジャイルメディア・ネットワーク
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 累計: