2016年09月17日

圓橘師の技を楽しむための圓朝  第344回 圓橘の会 2016/08/27


今月もやってきました深川東京モダン館。深川の師匠の会です。


開演前なのでめくりは橘也さん。マイクはYouTube用動画撮影用。

三遊亭橘也『かんしゃく』
三遊亭圓橘『怪談乳房榎 重信殺し(上)』

仲入り

三遊亭圓橘『怪談乳房榎 重信殺し(下)』
 

●三遊亭橘也『かんしゃく』
去年だったかミュージックテイトでのネタおろしで聴いた。明らかにアップグレードしている。
かんしゃくもちの「可愛らしさ」を橘也さんなりに表現している。

あとで圓橘師に「まだまだ」と言われてましたが、比較対象が先代文楽ですからね。



●三遊亭圓橘『怪談乳房榎 重信殺し(上)(下)』
結局のところいつも同じようなことを言うような気がするけど。地語りのリズムの心地よさ、その上に人間の弱さ醜さが抑制のきいた台詞で乗っかってくる。これが実に魅力的。

圓橘師の素晴らしい技術は、たとえば「移動」に現れる。
蛍狩りの帰り、暗殺場面直前の緊迫感がたまらない。これは師の『二番煎じ』のコミカルな「移動」ともつながっている。しゃべりながら歩く、それだけのことですが、これがうまい。

正介も、ふつうに考えたらあまりにも間抜けな気がするのだけど(主人・重信に話しておけば、斬りかかってきた浪江を返り討ちにもできるだろうに)、『百川』同様の素朴な田舎者の人物描写と、悪人浪江の造形が見事にリアリティ獲得に成功する。それは見事なもんですよ。

次回は9/24。
特別ゲストとの対談もありますよ。ぜひ。
深川東京モダン館--展示・イベント



m_shike at 12:27コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2016年09月17日 15:29
くしくも明日、龍玉さんで“乳房榎”聴きます。
今夜の落語研究会も“乳房榎”のようですし。
一部で流行っているのかしら。
2. Posted by 4k    2016年09月17日 17:03
おお、殺しの龍玉師のも聴いてみたいです。

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