2016年07月23日

強烈な死神 寸志ねたおろし+ 第三回 2016/07/18


祝日開催、嬉しいな。

いやあ、強烈なねたおろしがありました。



立川笑坊『真田小僧』
立川寸志『恋根問』
立川寸志『紙入れ』

仲入り

立川寸志『死神』


 

●立川笑坊『真田小僧』
前より口は回るようになったけど、入門間もないこともあり、まだまだ。これから頑張って下さい。


●立川寸志『恋根問』
ねたおろしその一。
知らなかったけど家元の持ちネタだったそうな。元は上方の『色事根問』だな。
根問ものは寸志さんの得意とするところ。
最後は『音曲風呂』に繫げた。
やや軽め・短めの仕上がりながら、いい出来。どこでも使えそうだし、後からくすぐりを足すこともできそうだ。

ちなみにこの噺を前半に入れて『いもりの黒焼き』を演るのは三遊亭橘也さん。こちらもとてもおかしい。


●立川寸志『紙入れ』
みんながやりたがる噺。
うなぎととろろとあとなんだっけな、精力つきそうなものを食わせようとするおかみさんと、新吉に『なんで(書名)持ってこねえんだ』と怒る旦那、素敵に可笑しい。ルンバ(掃除機の方)が出てくるところも吹き出してしまった。


仲入り


●立川寸志『死神』
これがねえ、素晴らしかったんですよ。
ねたおろしでこの完成度とオリジナリティ。
演者によって様々な演出があるこの噺だけど、寸志さんの解釈と演出は群を抜いていると言っていい。
人間の強欲の虚しさを見せてくれるこの噺の上に、死神の欲まで持ってくるとは。
しかも出世欲!
ゲラゲラ笑って、しっかり心に突き刺さってくる。

これ以上語るとネタ割ることになりそうなで、ひとまず素晴らしいとだけ。
あと、どのシーンが忘れたけど(いや思い出した、大金積まれるところだ)ちらっと見せた表情の中に家元そっくりなところがあって。それもなんかよかった。


三席ともいつもに比べて短めにまとめたのも良かった。
まあ僕は長くてもいいんですが。だれないからね。

このレベルでやってくれるから、寸志さんはいい。素晴らしい。
次回は9/14、なんとか時間確保したいが、どうかなあ。

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m_shike at 20:30コメント(1)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2016年07月24日 11:07
死神って実に難しい噺ですね。
解釈では、当代では志らく師匠のヤツが、サゲは小林ゆうさんのやってる女性ならではのヤツが好きだったりします。
機会があれば寸志さんのも聴いてみたい。
もう怪談ネタだけで会も出来そうですね。

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