2016年07月16日

リベンジ成功!そして落語のなかに入り込む快楽 シェアする落語 第13回 瀧川鯉八 2016/07/02


やっと念願がかなった。これは、やらないといけないことだった。

#rakugo #シェアする落語 小満ん師匠を語る。

Kazuaki Nakatomiさん(@kazoonkt)が投稿した写真 -





前説 四家正紀
瀧川鯉八『ダイナマイト』
瀧川鯉八『おちよさん』

仲入り

瀧川鯉八・四家正紀『シェアタイム』
瀧川鯉八『わかる』 


●前説 四家正紀
わりとまともに喋ったけど、長かった。


●瀧川鯉八『ダイナマイト』
「シェアする諸君、本物の落語を食らいやがれ!」ってこの噺。新作カフェでも一席目だった、セックスマシーンな音曲噺。
ネタ割らずに説明できるわけがない。ただ、とにかく鯉八さんの音楽的センスが鯉八落語を支えているということがよく分かる、なんてことはどうでもいいくらい、鯉八ワールドで心が遊ぶ。笑う。

この時間、僕は1F受付にいるんですが、ときどき笑いが堪えられず仕事が進まなかったりします。


●瀧川鯉八『おちよさん』
こちらは初めて聴くネタ。寄席でも掛けられるサイズのなかに、まずまくらの「ひらがなで五文字」のキーワードでドカンと落として、いつの間にか舞台は岸壁へ。

ファンのあとは演歌。ああ、日本の心。
オチは最初の仕込みが効きすぎて客は真っ逆さまに落ちる。


仲入り

●瀧川鯉八・四家正紀『シェアトーク』
ここまでわりと余裕のある進行をしていたので、トーク40分まで大丈夫と踏んでタイマーかけていたのですよ。バイブで。
鯉八さんがまだ喋りたいみたいなので10分延長タイマーかけたのですよ。で、またバイブしても終わらない。

結局一時間喋りました。でもね、噺が面白すぎて切れなかったんですよ。

で、あとでスタッフの方に「なんか鯉八さんの落語のなかに四家さんが入り込んでいるみたいでした」。と言われて、はっとなる。
鯉八落語のまくらには、ときどきフェイクドキュメンタリーが挿入される。楽屋話やご家族の話もいったいどこまでがほんとなのかウソなのかよく分からない。分からなくても面白い。そして対談している僕も鯉八ワールドにしっかり組み込まれてしまう。

不思議ですなあ。



●瀧川鯉八『わかる』
こちらも先日の新作カフェでも披露された作品。
前半の、穏やかな春の海のような雰囲気が、後半いきなりエキサイティングになるあたりがいかにも鯉八ワールド。大きなアクションの切れがたまらなくいい。夫婦愛のおはなしなんですが、妻がね、実にいい。男の理想だなあ。


ものすごくたくさんのご予約をいただいたにも関わらず、前日の記録的大雪で大変なことになった『シェアする落語 第5回 瀧川鯉八』来場できなかったお客さんもいっぱいいて、鯉八さんの落語も良かったけど、ご本人曰くベストの出来ではなかった。

だから絶対もう一回鯉八さんとやりたいと思っていた。今度は絶対に、もっと成功させてやると思っていた。

今回、実は鯉八さんは前日にぎっくり腰になってしまい、高座に上がるのも降りるのもかなり大変そうだった。にもかかわらず、素晴らしい高座とトークを聴かせていただいた。

ほんとによかった。またいつか出ていただきたいなあ。


そして、第14回は柳家小太郎さんです。
こちらもぜひご期待ください。
ご予約下さい。
 シェアする落語 : 【予約受付開始】シェアする落語 第14回 柳家小太郎 2016/10/15



m_shike at 19:30コメント(2)落語 | シェアする落語 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2016年07月17日 12:47
鯉八さんのシェア落の日はいつも大きなイベントと重なります。
初回の時は温泉イベントと大雪。
今回は角松敏生の35周年で6時間の横浜アリーナという…
次の機会は行けるといいのですが…
松之丞さんが、どんどんふっくらとしてきました。
いつか、テイトの釈台を潰すかもと思っております。
2. Posted by 4k    2016年07月17日 13:05
またやりたいですねえ!そのときはぜひ。

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