2016年03月22日
爆笑!爆笑!の同期二人会! 第18回小正苑 小太郎・正太郎 2016/03/20
久しぶりに来た同期二ツ目の二人会。
あー面白かった。本当に面白かった。写真撮るの忘れちゃったよ。
代わりにチラシで勘弁してください。
柳家小太郎・春風亭正太郎『オープニングトーク』木戸銭1000円
春風亭正太郎『崇徳院』
柳家小太郎『お見立て』
仲入り
柳家小太郎『のっぺらぼう』
春風亭正太郎『酢豆腐』
●柳家小太郎・春風亭正太郎『オープニングトーク』
着流しで二人登場。正太郎さんが説明するところで小太郎さんか客に愛想振りまいて邪魔する。
前回にお互いの持ってないネタ5つを宿題として出して、一つ選んでネタおろしをするというのがこの会の趣向。小太郎さんはリストの中に必ず芝浜を入れてくる。とかとか。
正太郎さんが小太郎さんに出した『首提灯』実は小太郎さん持っている。でも持っていないふりをして次回やろうと、その場で首を抱えようとする。その仕草がまた面白い。
小太郎さんに『金魚の芸者』を勧める正太郎さんはいいなあ。
降りるときに小太郎さんが、高座にお茶を置いて行った。透明な湯飲みね。
●春風亭正太郎『崇徳院』(宿題ネタ)
バーチャルなお茶をきちんと飲んで「楽屋で飲んで来ればいいんですが」ぶはは。
まくらほとんど降らずスパっと噺へ。テンポがあまりにも快調でそれだけで笑ってしまう。さらにギャグがピシっビシッと絶妙に決まり、息苦しいほど笑った。ノリに乗ってるなあ。
●柳家小太郎『お見立て』(宿題ネタ)
高座に上がっていつものダブルピースを決めると、ほとんどの客がダブルピースで返すという一体感。これはこれでやりにくいと、誰にも見えないお茶を飲む。
「この会の趣旨はとにかく正太郎に芝浜をやらせるということ、やってくれたら終わっちゃうかも」と、これ以上のまくらはほとんど降らず、杢兵衛大尽の押しの強さを前面に出して弾けまくる。これがまた可笑しい可笑しい。この噺をうまくきれいにやろうとする人もいるけど、やっぱりこうやってきちんと笑いをとってほしいなあと改めて思う。
で、ちゃんと湯呑みを持って降りる。
仲入り
●柳家小太郎『のっぺらぼう』
「なんか検索してみると正太郎さんはどっかで崇徳院掛けていたらしいです。ということは宿題やってないことになるので、このあと芝浜かもしれません。ということで時間を残しておかないといけません」と超高速でのっぺらぼう。これがまたべらぼうに面白く。衝撃の落ちについてはとてもここには書けない。小太郎さんはほんと器用で楽しい。
●春風亭正太郎『酢豆腐』
「短すぎるだろ!」と、またもまくらほとんどなしでスパッと噺へ。
最初っからいっぱい出てくる男たちみんながきちっとキャラ立たせて、建具屋半公いじりがたっぷりで、さらにモチリンの若旦那もエッジ効いていてとにかく面白い。酢豆腐を食べるシーンで最前列の女性が「あーーーーーっ」って叫んでた。それくらい真に迫っていたわけ。
前にも似たようなこと書いたけど、押し出し強くても下品にならないのが正太郎さんの良いところ。
というわけで、まー面白かったのよ。
終演後、客が寄ってたかって片づけをやるあたりも、この会らしくてとてもいい。
大入り満員札止めの落語協会2Fで、この二人のこの4席が聴けたのは本当に幸せだったなあ。
また来たい。
着流しで二人登場。正太郎さんが説明するところで小太郎さんか客に愛想振りまいて邪魔する。
前回にお互いの持ってないネタ5つを宿題として出して、一つ選んでネタおろしをするというのがこの会の趣向。小太郎さんはリストの中に必ず芝浜を入れてくる。とかとか。
正太郎さんが小太郎さんに出した『首提灯』実は小太郎さん持っている。でも持っていないふりをして次回やろうと、その場で首を抱えようとする。その仕草がまた面白い。
小太郎さんに『金魚の芸者』を勧める正太郎さんはいいなあ。
降りるときに小太郎さんが、高座にお茶を置いて行った。透明な湯飲みね。
●春風亭正太郎『崇徳院』(宿題ネタ)
バーチャルなお茶をきちんと飲んで「楽屋で飲んで来ればいいんですが」ぶはは。
まくらほとんど降らずスパっと噺へ。テンポがあまりにも快調でそれだけで笑ってしまう。さらにギャグがピシっビシッと絶妙に決まり、息苦しいほど笑った。ノリに乗ってるなあ。
●柳家小太郎『お見立て』(宿題ネタ)
高座に上がっていつものダブルピースを決めると、ほとんどの客がダブルピースで返すという一体感。これはこれでやりにくいと、誰にも見えないお茶を飲む。
「この会の趣旨はとにかく正太郎に芝浜をやらせるということ、やってくれたら終わっちゃうかも」と、これ以上のまくらはほとんど降らず、杢兵衛大尽の押しの強さを前面に出して弾けまくる。これがまた可笑しい可笑しい。この噺をうまくきれいにやろうとする人もいるけど、やっぱりこうやってきちんと笑いをとってほしいなあと改めて思う。
で、ちゃんと湯呑みを持って降りる。
仲入り
●柳家小太郎『のっぺらぼう』
「なんか検索してみると正太郎さんはどっかで崇徳院掛けていたらしいです。ということは宿題やってないことになるので、このあと芝浜かもしれません。ということで時間を残しておかないといけません」と超高速でのっぺらぼう。これがまたべらぼうに面白く。衝撃の落ちについてはとてもここには書けない。小太郎さんはほんと器用で楽しい。
●春風亭正太郎『酢豆腐』
「短すぎるだろ!」と、またもまくらほとんどなしでスパッと噺へ。
最初っからいっぱい出てくる男たちみんながきちっとキャラ立たせて、建具屋半公いじりがたっぷりで、さらにモチリンの若旦那もエッジ効いていてとにかく面白い。酢豆腐を食べるシーンで最前列の女性が「あーーーーーっ」って叫んでた。それくらい真に迫っていたわけ。
前にも似たようなこと書いたけど、押し出し強くても下品にならないのが正太郎さんの良いところ。
というわけで、まー面白かったのよ。
終演後、客が寄ってたかって片づけをやるあたりも、この会らしくてとてもいい。
大入り満員札止めの落語協会2Fで、この二人のこの4席が聴けたのは本当に幸せだったなあ。
また来たい。