2016年03月13日
ひそりと一周年 寸志ひそり会 2016/02/28 立川寸志
●立川うおるたー『道具屋』
名前同様個性的ではあるけど、まだなんとも。カミシモなんか変?
●立川寸志『幇間腹』
●立川寸志『幇間腹』
企画説明。1周年の会で大入り過ぎてお客様に大変なご迷惑をおかけした。1周年なんてのは個人的なものだし、ひっそりとやることにしたけど、やっぱりやるからにはと、集客に力入れてしまったり。
というわけで一席目は高座回数最多の噺。確かに寸志さんの得意ネタの一つで、まくらから幇間の一八が愛想を振り撒くところから軽快そのもの。
●立川寸志『一眼国』
自己満足最大の噺。これは分かる。
というわけで一席目は高座回数最多の噺。確かに寸志さんの得意ネタの一つで、まくらから幇間の一八が愛想を振り撒くところから軽快そのもの。
●立川寸志『一眼国』
自己満足最大の噺。これは分かる。
個人的には寸志さんはこの噺を蘇らせたと思ってる。職業設定変えただけでこんな面白くなるなんて。
でも、すみません、暖房暑くて。意識が。
でも、すみません、暖房暑くて。意識が。
仲入り
●立川寸志『火事息子』
口演時間最長の噺。 井戸茶かと思ったら違いましたな。
個人的にはこの冬は『火事息子』の当たりで、萬橘師・談吉さんといずれも良かった。口演時間最長の噺。 井戸茶かと思ったら違いましたな。
で、この噺、確かに長い。
長いけど、だれはしない。一つ一つの細工がしっかりしているからだ。
特に、父親が怒りをぶつけるシーンは絶品。台詞の一つ一つに、息子に対する怒りと愛おしさのないまぜになった複雑な感情がしっかりこめられている。恥ずかしい話だが、亡き自分の父親を思い出した。
でもたしかに収まりは悪いのかもしれない。たぶん寸志さんが自分でそぎ落としたくなると思うので、そこからこの噺はさらに磨かれるのだと思う。
そしてまた一年が始まるのです。またまた、楽しみな一年が。