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2016年03月03日

抑制で語る原節子 第339回 圓橘の会


先月は正月企画だったので久しぶりな感じ。



三遊亭橘也『粗忽の使者』
三遊亭圓橘『居残り佐平次』

仲入り

三遊亭圓橘『君は原節子を知っているか』



●三遊亭橘也『粗忽の使者』
ここのところの橘也さんは留まるところを知らないというか、ほんとおもしろい。
留めっ子のノリの良さは驚異的で「地武太治部右衛門が名前を思い出せない」あたりの工夫が窒息物の爆笑。客全体が沸くように笑う。
落ちもピタッと決まってかっこいい。

次の圓橘師が「今日のお客さんのなかには橘也のご親族の方がいらっしゃるようで」。これ褒め言葉だよね。


●三遊亭圓橘『居残り佐平次』
この会の圓橘師は1席目が長講のことが多い。今回も大ネタ来ましたねえ。
映画『幕末太陽伝』から品川のことを学んだ、みたいなまくらから、いつも通りサラッと噺へ。
佐平次を始めひとりひとりのキャラがしっかりと描き分けられて、ちょっとした仕草と声の大小で遊郭の空間を見事に描く。もう「見事」としか言えんのですよ。

花粉症で不調とこぼされていたが、何の何の、絶品です。 


仲入り


●三遊亭圓橘『君は原節子を知っているか』
見台?を置いての口演。自身と自身の弟子・橘也さんの会話で進めて行く噺というのは珍しい(でも圓橘師自身は前にやったことはあるそうな)。
 
合間に『東京物語』の台本から台詞を引用しながら、師弟二人して永遠の美人女優・原節子にまつわるいくつかの謎に迫っていく 構成はさりげなくも見事。何よりも見事なのは20分ピタリできちんと落ちを付けたこと。たぶん話したいことはそれこそ何十時間分もあったはずで。だけど落語なんだからこうじゃなくっちゃ。やはり圓橘師はここでも「抑制」が見事なのであります。

それにしても「私、ずるいんです」は本当に印象的な台詞だ。久しぶりに観たくなった『東京物語』。
うん、こういう圓橘師も素敵であります。


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m_shike at 09:30コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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