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2016年02月28日

情けが発する 三遊亭橘也勉強会 発情期vol.11 2016/02/22


発情の情は情熱の情、落語に対する情熱が発せられる勉強会なのだそうです。


でもこのタイトルのおかげで女性客が少ないとか。
しかし以前のミュージック・テイトに比べるとお客さん多い。かなり多い。

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三遊亭橘也『花見酒』
橘家門朗『子ほめ』
三遊亭橘也『また いつもの』

仲入り

三遊亭橘也『ねずみ』 


●三遊亭橘也『花見酒』
まくらが長い長い。とある場所での落語会でひどい目にあったという話。長いんだけど面白い。前はまくらでちょっとバタバタするところがあったんだけど最近はない。安心して笑ってられる。

花見酒はシンプルで好きな噺。シンプルなだけに情景描写と人物がきちんと描けないとあんまりおもしろくない。橘也さんはこういうところがしっかりしていて、さらに酒を飲むシーンが実にうまそう。楽しい。


●橘家門朗『子ほめ』
楽屋入りもうすくとのことで、立場としては前座の手前「見習い」。まあまあ手馴れた喋りだなと思ったが、突然つまってしまい一同ヒヤリ。


●三遊亭橘也『また いつもの』
「一時はどうなることかと思いましたが、いまの『子ほめ』は仕込みでございまして」と語り始めた自作新作はいわゆる『偽古典』。登場人物はご隠居と八。この二人が出てくる様々な古典落語を散りばめ、一方でかなり高度な仕掛けも施しながら、落語の世界が持つ心地良さ、暖かさなどに対する橘也さんの憧憬が見事に表現された凄い作品だった。この噺を聴いていると、自分がなぜ落語なんぞをこんなに愛しているのか、その意味がぼんやりと見えてくるような気がする。

怒りすぎて後で後悔する江戸っ子は、立川吉笑さんの『狸の恩返しすぎ』とちょっと似ている。偶然の一致だと思うけど、なんかにやり。


仲入り


●三遊亭橘也『ねずみ』 
客席に流れる温かい空気はそのままに、甚五郎伝へ。
子どもを演じるところを初めて見た。いい。必要以上にコドモ過ぎない。でもちゃんと子ども。
わりと淡々と、しかししっかりと。その語りは程よい心地良さが。
丁寧で繊細に暖かい空気を作り出すような高座で、聴き終わった後に幸せな満足感があった。

まだまだこれから磨いていくのでしょう。また何年かしたら、その成果を味わってみたい。


橘也さんの好調はいまだ続いている。このまま真打まで一直線だ。
4月の『シェアする落語』が、とても楽しみ。


 

m_shike at 11:30コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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