『シェアする落語』次回は7/7です。

2016年02月14日

長くたっていいじゃない 立川寸志の落語研究部・第三回 2016/02/08


仕事何とか終わらせて途中から滑り込み。
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立川寸志『のめる』
立川寸志『『開帳の雪隠』

仲入り

立川寸志『井戸の茶碗』
立川寸志・立川らく人『研究トーク』


今回の研究テーマ : どうして寸志の噺は長いのか


●立川寸志『のめる』

途中から聴いたのでなんともですが、こういう噺はお手の物でしょう。


●立川寸志『開帳の雪隠』
これは久しぶり。人物がしっかり作られている分だけ、安心してこの噺の呑気な世界に浸ってられる。こういう短めでサラッとできる珍しい噺を持ってるのは強いよなあ。


仲入り


●立川寸志『井戸の茶碗』
問題の長くなる噺。まあ確かに45分ほとんどまくらなしは長いのかもね。でもダレない。前にも書いたのは清兵衛さんのキャラクターは新境地でとても納得がいく。師匠・立川談四楼の方をさらに自分流に発展させたとても好きな形。
只四楼初高座と 談四楼・寸志の絆 立川談四楼独演会 2015/12/15:裏[4k](ura_shike)落語・酒・デジタル など


●立川寸志・立川らく人『研究トーク』
ここでシークレットゲストのらく人さんが登場。ふたりで「なんで長くなるのか」トークを繰り広げる。知らない話ばっかりで興味深かった。らく人さん、座っている位置がよくなかったのもあるけど、斜め後ろにいる寸志さんをずっと見過ぎる。もうちょっと客のほう見ながら話したほうがいいと思うよ。


個人的には、寸志さんの落語は一つ一つに明確な狙いがあり、細かい工夫の積み重ねで長くなっているので、ちっともだれない。もしろもっと長くしちゃって、後から刈り込めばいいんじゃないかなと。そんな風にも思いますよ。


 

m_shike at 16:27コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2016年02月14日 17:45
寸志さん、やはり人間的経験の成せる技…そんな感じが伝わってきます。
立川流の弱点なのか、らく人さんの座る位置取りとか…そういう細かい点に気がつかないところがあったりしますね。
2. Posted by 4k    2016年02月15日 12:34
仰る通りですね。

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