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2015年12月30日

引き継ぐもの 談吉百席 2015/12/26


今回もまたボランティアスタッフやっていたので、さらっと印象のみ。
 
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立川談吉『おばけの気持ち』(作・春吾)
立川談吉『笠碁』

お仲入り

立川談吉『富久』
 

●立川談吉『おばけの気持ち』(作・春吾)
見慣れない着物で登場。なんと一ツ紋。背中にしか紋がない。
最近廃業した立川春吾さんから引き継いだものだという。
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で、一席目は春吾作の新作。『桃太郎』みたいな噺だが、落語らしい呑気さのなかにしっかり鋭さがあって、これがまた談吉さんの語り口にとても合う。

談吉さんにこの噺を育ててほしい。


●立川談吉『笠碁』
だいぶ長めのまくらは帯広の母校で落語をやった話など。面白いがやや冗長かもしれない。
噺のほうは二人のキャラの年齢がいまひとつ感じられないものの、その関係性はきちんと描かれていて、談吉さんらしいメロディアスな口調が楽しい。

途中、会場入口の上にある「非常口を示す緑色のランプ」が激しく点滅し、かなり目障りだったので僕はかなり和あたふたした。とっさに上着を掛けようとしたくらい。

これがじきに直ってしまい、 最後まで普通に点灯したままだった。
あれは家元のいたずらだったんだと思う。


お仲入り


●立川談吉『富久』
談吉さんの口調やキャラクターの作り方が生きる冬の噺と来れば、鼠穴でも芝浜でもなくて、これだろう。
たとえば久蔵が火事見舞いを帳面につけるシーン、火事のどさくさに戻ってきた自分をアピールする芸人根性の描き方とか、いいなあと思う。



ひとつひとつしっかりとキャリアを重ねている談吉さん、その一方で盟友を何人か失ってきた。
春吾さんの着物を着て高座に上がった談吉さんを見て、落語家、特に立川流の落語家として生きていくというのは、様々な事情でリタイアした仲間の志も引き継ぐものなのかなとか、そんなことを考えた。


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m_shike at 11:30コメント(4)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年12月30日 13:48
毎年年末は行けていたのですが、今年はいろんな選択肢がある中、なんとなんと悩まなくてもいい仕事というヤツでございました。
春吾さんの作品をやったとか。
いろいろあって、辞めるという選択で 自分が落ち着いてからの発表となりましたけど。
春吾よ、今じゃないだろと 師匠の活躍をみると思う訳で… 談春一門が上手くいかないのは、こんなところにあるのかな なんて思う次第であります。
2. Posted by コウザ   2015年12月31日 05:11
まず表情が豊かになった。顔で笑いをとったのがいくつかあって、少しびっくりしましたね。
それが家から積極的に出るようになったからなのか、春吾さんの着物のパワーが乗り移ったのかはわからないですけど。

「富久」が以前と比べて体に入っているなあと感じました。私は上手いとか下手とかでなく、オリジナリティというのも脇役で、体に入っているかどうかが大事だと思っているのでそれが何より嬉しかったです。
大きな壁を打ち破ってほしいです。

終演後四家さんが客を丁寧に見送っておられたのが印象的。
3. Posted by 4k    2016年01月03日 10:05
談春一門、見事にこはるさんひとりになってしまいました。どう考えていいのかわからないのですが、春樹さんと春吾さんはほんとに惜しかったなと思います。
4. Posted by 4k    2016年01月03日 10:08
ご来場ありがとうございました。ご指摘はまさにその通りで、談吉さんは確実に進化しています。今後ともご贔屓に。

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