2015年12月03日

今夜も名勝負 橘也・好の助の二人会 落語十番勝負 その五 2015/11/27


前回非常に楽しかったので、また行きたいなと思っていたら、ちょうどいい具合に時間が空きまして神田連雀亭へ。




春風亭朝七『寿限無』
三遊亭好の助『出来心』
三遊亭橘也『竹の水仙』

仲入り

三遊亭橘也『化け物使い』 
三遊亭好の助『寝床』

 

●春風亭朝七『寿限無』
まずは見習いから、と登場。名前付いてるから見習いではない。と言うか、それどころではない。前座らしからぬ落ち着いた口調は昭和の名人みたいな雰囲気も。


●三遊亭好の助『出来心』
まくらから快調。お父さんのボナ植木さんと飲みにいった話に爆笑。
噺のほうはスタンダードナンバーをしっかりと。特に変わったことはしてなかったとおもうけどしっかり笑わせてくれる。手品師より落語家のほうが絶対向いてるって。


●三遊亭橘也『竹の水仙』
面白いまくらが、でも長い。でも面白い。学校寄席で凄い少年がいた話、タクシーの運転手の話などなど。
で、僕が大好きな噺、柳家喬太郎師の権太楼師が出てくるバージョンと、立川談吉さんの浪曲入り、などなど、それぞれの工夫が面白い。
で、橘也さんの型も僕が聴いたことがないもので、甚五郎は宿屋の二階にいるうちに下のほうで商売がまとまっちゃう。これもなかなかスムースで良かった。使いの侍と宿屋の主がどちらも橘也さんの得意な「困ってしまう・パニクる」キャラになるのがおかしい。橘也さんは「どんな噺も自分の得意な方向にピタリと微調整する」技術に長けている気がする。


仲入り


●三遊亭橘也『化け物使い』 
こういう噺を選ぶのがまた橘也さんらしい。「噺家の世界の修業は言われているほど厳しくはない。そういう世界であることを期待されているのではないか」みたいな話をさらりと仕込んで、噺へ。
冒頭のシーンから、それそれ登場人物が見事に造形されていて揺らがない。安心して大笑いできる。
落語通は、色々もっと細かいところが気になるのかもしれないけど、僕は安心して笑っちゃう。一つ目小僧への台詞「そんなことじゃ……になれないぞ」は客全員が爆笑していたような。


●三遊亭好の助『寝床』
まくらなしでスパーンと入ったのがかっこよかった。でも呼吸がちょっと苦しそうであった。
これまた定番のネタだけど、細かい新解釈と工夫がいっぱい入っていてこれが楽しい。 

そのあたりはこちらのブログでどうぞ。

 寝床|圓楽一門会 三遊亭好の助の宣伝ブログ

最後かんじゃったのは確かに残念だけど、実にいい、ナイストライの演出でありました。


客の数がちょっと控えめなのが惜しい。チラシは、もう少し普通のほうがいいかもしれない。

都合をつけてまた来たい会であります。



m_shike at 22:23コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年12月04日 06:31
楽屋入り待ちの前座見習いさんが結構いるみたいですよね、落語協会。
2. Posted by 4k    2015年12月06日 13:41
おー、そうなんですか。楽しみです。

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