『シェアする落語』次回は10月です。

2015年10月25日

落語についてのメモ 「業の肯定」と「江戸の風」について


ほんのメモです。適当にスルーしてください。

家元・立川談志が「落語とは業の肯定である」と仰っていたのは、多くの人が知ってる話。
さらに「イリュージョン」、晩年には「江戸の風」、これもファンなら知っている。

江戸の風、は著書を読んでもあんまりよくわからないが、ここではあえて「江戸前」「江戸っ子気質」のことにしておく。

でね。

「業の肯定」と「江戸の風」て、なんか相反してないですか?
矛盾してないですか?


江戸っ子としてのスタイルを遵守したら、家元がいうところの「業」は肯定できないのでは?
『三方一両損』業を肯定するなら、拾った金、貰っちゃうんじゃないの?
(もっとも「かっこつけたい」というのも業ではあると思うけど。これは相反しない)

んで。
んで。

 じゃあ落語って何なんだっていうと、
「業」と「江戸前」の間、
「欲望」と、それを抑えつける「スタイル」の間で、

揺れ動く人間を扱うものなのかなあと。


「揺れ動く、矛盾だらけの僕ら」についての、落語。

なんか、そんなことを考えたんですよ。

そんだけです。

m_shike at 23:59コメント(4)トラックバック(0)落語  

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年10月27日 13:27
役者でコメデイアンである清水宏氏がネタの中で言っていたのですが、リアルに業を肯定すると、泥々の世界になるとかで落語にはならないんじゃと。
落語の中にも救い様のないものや、“黄金餅”みたいのもありますが。
志らく師匠が「江戸の風」がビュービュー吹いていると言っていた談春師匠は「江戸の風」には否定的でありました。
2. Posted by 4k    2015年10月27日 13:30
まさに黄金餅と三方一両損の間で揺れ動くのが落語なのかなあと。ま、あいまいなんですけどね。
3. Posted by コウザ   2015年10月28日 22:04
おお、なんと哲学的な。
談志師匠は江戸の風というものを果たして清廉潔白な意味合いを持たせたのかどうかということが焦点なんですよね。
それについては僕なんかは否定派で、窮屈な封建制度や切り捨て御免や娘を吉原に売るといったことも含めてその時代の肌触り(悪いことも多い)としての意味なのではないかと。
ちょっと勢いで書き込んでしまいました。
自分でも何言ってるかわかりません。
4. Posted by 4k    2015年10月29日 10:07
江戸の風は難しいですよね。今回は「江戸っ子気質=スタイル」と限定して考えてみました。

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