2015年11月01日

悪の華 松之丞 貞鏡 二人会 2015/10/25


歴史的な会だと思っていたら、その通りに。
でも、客としての自分はダメダメでほんとに恥ずかしい。情けない。申し訳ない。
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神田松之丞『雷電の初土俵』
一龍齋貞鏡『妲妃のお百』

仲入り

一龍齋貞鏡『柳生二蓋笠』
神田松之丞『鉄誠道人』 
会場の巣鴨スタジオフォーは予約だけで超満員。

●神田松之丞『雷電の初土俵』
講談らしく(なのかな)出囃子はなし。
「悪の華、ということなんですが、そればっかりだと辛いので」と、わりと明るめの相撲ネタ。
もちろん絶好調。


●一龍齋貞鏡『妲妃のお百』
なんのまくらもなく読み始める毒婦ネタ。家元・立川談志もやっていたネタです。
きついよー。これはきついよー。こさんことお百があまりにも悪すぎる。
被害者母娘が余りにも不憫過ぎてなんかもう。

貞鏡さん、このネタ掛けるだけでもすごい。後味の悪さは芸のリアルさか。


仲入り

●一龍齋貞鏡『柳生二蓋笠』
「先ほどのおはなし、私の本性とは全く関係ございませんから!」ですねですねそうですね。
一転、明るくなりながらも、実に男っぽい武士のネタ。これが貞鏡さんの男前な雰囲気と実に合う。
この日一番気に入った。


●神田松之丞『鉄誠道人』 
このネタはなまらくの両国で聴いたことがあって、その壮絶さに唖然となり、大好きなネタになった。
読み始めたときから「よーし来た」と思った。思ったのですよ。

飲んでいた薬のせいなのか、やや暖房がききすぎたのか、意識飛ばしてしまいました。

最悪なことに松之丞さんと目が合うくらいの、ど真正面。
ひどい客です。

ですが、終盤の「棺のなかの鉄誠」「坊主たちの読経」「鉄誠様〜と泣き叫ぶ群衆」「あおる由井正雪」をグルグル回しながらものすごい迫力でグループする松之丞さんの語りが、大脳にダイレクトに流れ込んできて、なんだか強烈なドラッグのような状態になり、凄かった。


「講談」というジャンルが多くの人に忘れられつつ(ホントだよ、歳食ってても知らない人多数なんだよ)ある今、この二人の若手スター候補がこれから果たしていく役割はとても大きいはず。

客としての自分は残念でありましたが、これだけ多くの客がこんな壮絶な悪に食いついていたことは、素晴らしいことだった。お二人と主催者に改めて敬意を。


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m_shike at 23:21コメント(2)トラックバック(0)講談  

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年11月02日 01:41
“柳生〜”は良かったですよね。
松之丞さんの長講は持って気を確かにしていないともっていかれそうになりますね。
松之丞さんもTwitterで言ってたことがありますが“鉄誠道人”はそれが強いみたいです。
声がいいんですよね。
で松之丞さん、最前列くらいしか見えてないので、安心してください。
2. Posted by 4k    2015年11月02日 08:57
あー、メガネ外してますものね。でも情けなかったです。

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