2015年10月12日

師弟の節目 六代目三遊亭圓橘弟子の会〜節目の会 2015/10/10


今年は圓橘師と橘也さんにはまってます。この会もずっと楽しみで。
2015年09月27日12時29分40秒


三遊亭楽しい『つる』
三遊亭橘也『茄子娘』
三遊亭小圓朝『粗忽の釘』

仲入り

小圓朝・萬橘・橘也 + 三遊亭圓橘 『古希・芸歴50年お祝い』

三遊亭萬橘『ん廻し』
三遊亭圓橘『淀五郎』  

もぎりが萬橘師でびっくり。


出囃子メドレーのテープを止めぬまま、なぜか生の二番太鼓。
全然あってない二つの曲が会場に鳴り響く。すんごく奇妙。
この落語会で傷があったとすればこの一か所だけでしたな。大した傷じゃない。

ちゃんと下座さんも入っていい雰囲気。


●三遊亭楽しい『つる』
身体の使い方とか、言葉の使い方とか、どんどん進化している気がする。さらに江戸っ子言葉が板についてくるとかっこいいはず。


●三遊亭橘也『茄子娘』
「本日は節目の会なのでございます。師匠が楽屋にいて、みんな緊張して伏し目がち、とかそういうわけではないのでございます」あははは。
噺はミュージックテイトの会で聴いた時よりさらにパワーアップ。細かく修正したのかな。良く分かんないけど。あの大きな身体でいじらしい茄子娘を演じるところが、なんとも言えずおかしいのでございなす。


●三遊亭小圓朝『粗忽の釘』
初めて。
いやあ、粗忽の釘ってこんなさっぱりとできるんですね。見事なもの。
江戸落語の味わいを伝えるために、受けるクスグリをあえてカットするような演出。
玄人好みですなあ。 


仲入り


●小圓朝・萬橘・橘也 + 三遊亭圓橘 『古希・芸歴50年お祝い』
最初に弟子三人登場していよいよ「節目」の意味を明かす。師匠・三遊亭圓橘の古希(70歳)&芸歴50年のお祝いであったと。
この説明がちとグダグダで、楽屋で立って順番を待っている圓橘師がちと可哀想(見えてしまった)。

やっと弟子たちからお呼びがかかり、圓橘師、舞台へ。女将さんも登場。
お祝いの品は圓橘十八番入りの特製手ぬぐい。十八番目が空けてあるのがにくい演出。

圓橘師は「パーティ嫌いの私のためのこのような会を」と、文七元結を引用しながら、弟子がいて良かった、と感謝の意を。

いい光景だなあ。


●三遊亭萬橘『ん廻し』
僕にとっては久しぶりの萬橘師。
メガネなしで登場。会の仕切りが大変だったらしく若干疲れ気味なれど、こういう調子いい男ばっかり出てくる噺はもうピッタリで。
ヒザなので軽めに、でもしっかり暖めて。


●三遊亭圓橘『淀五郎』
 「橘也はまじめな男。過去にそうそうたるメンバーが優勝している前橋の落語選手権で優勝して、賞品の伊香保温泉の宿泊券と賞金7万円をそっくり持ってきた。貰うわけにはいかないのでご両親に上げなさいと。それでもというので2万円だけうちの母ちゃん(女将さん)に上げてくれと。そしたら母ちゃんはそこの「うぶげや」で包丁を買った」「萬橘は他の団体の人との会も含めて活躍している。ただ時々手綱をしめないとどこへ飛んでいくか」「小圓朝は先ほどの粗忽の釘にも表れている通り、江戸前の芸風。しかし酒が好きで」などなど。弟子に愛情あふれるコメント、そして謝意。

そして、ゆるりと芝居の世界へ。

この噺については全く詳しくないけど六代目円生はやってそうな。
いつもの絶妙に抑制の効いた語りが続くなかで、芝居のシーンになるとドーンと前に出てくる。この迫力!
繊細さと大胆さの絶妙なブレンド。
緊張が続くところでさりげなく笑いをはさみ、 終わってみればこちらのなかには大満足しか残っていない。


場内、割れんばかりの拍手。

若い役者が困難の末、芸に目覚め、認められる噺ですから。確かにこの場に相応しい。 

素晴らしい会でした。 

いやしかし、師弟ともども乗っているというか、いま聴くべきですよ圓橘一門は。
深川東京モダン館--展示・イベント
次回『圓橘の会』は10月24日土曜日 15時から。

m_shike at 21:31コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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