祝!50回!!　第50回あかぎ寄席　A太郎　松之丞　こはる　味千代　音助　2015/08/27-裏4k

【ご予約受付開始!】#シェアする落語第36回 #三遊亭ぽん太　7/7 14時～門前仲町

2015年08月30日

祝!50回!!　第50回あかぎ寄席　A太郎　松之丞　こはる　味千代　音助　2015/08/27

祝! たまたま仕事が片付いたので急遽参戦。

この投稿をInstagramで見る

Masanori Shike (四家正紀)さん(@m_shike)がシェアした投稿 - 2015年 8月月27日午前5時04分PDT

味千代・松之丞・A太郎・こはる『ご挨拶』
雷門音助『八問答』
立川こはる『目黒のさんま』
神田松之丞『源平盛衰記　青葉の笛』

お仲入り

鏡味味千代『おしゃべり・太神楽』
昔昔亭A太郎『船徳』

●味千代・松之丞・A太郎・こはる『ご挨拶』

A太郎さんだけジーンズ・他のメンバーは黒紋付。

A太郎さんのリードで出産休暇から復帰した味千代さんをいじりつつ進行。

主宰するいたちやの女将とメンバー全員でお祓いを受けていたと。

かぐらざか　あかぎ寄席: 第50回あかぎ寄席にご来場御礼！

●雷門音助『八問答』

『シェアする落語』に出てもらったこともある音助さん。若いのにいい芸なんだ。小助六師でも聴いたことあるから雷門のお家芸なのかな?テンポよく軽快に場を盛り上げる。

●立川こはる『目黒のさんま』

ひっさしぶりにこはるさん。妙にヘラヘラと登場。お祓いの御神酒をガッツリ飲んで酔っ払ったと。陽気なだけで問題はなし。

この噺はこはるさん前座時代に何度か聴いた。その頃から達者なものだったが、さすがというか、さらにさらに進化していた。歯切れの良さテンポの良さはそのままに、殿様をはじめとした登場人物一人ひとりの動かし方が絶妙で、何度も聴いたこの噺を思い切り楽しんでしまった。やっぱりいいなあ、こはるさん。

●神田松之丞『源平盛衰記　青葉の笛』

ふだん笑いを求めている客が多いので、それに応えるような講談を掛けることが多いけど「今日は頑張るよ、地肩の強さを見せる」とひらば(修羅場)の多い戦記物へ。ひらばにもいろいろ合って、戦国時代より前の源平のような講談は、わりとゆっくりした調子で語るのだそうだ。師匠(もちろん神田松鯉先生)になぜですかと聴いてみたときの答えがめちゃくちゃ面白かったんだけど、ここには書かない。

慶安太平記のような血みどろの迫力はないにしても、有名な熊谷直実と平敦盛の下りは軽快ながらも哀愁たっぷり。こういう松之丞さんもいいもんです。本人は「柄にもない」と言ってましたが。

お仲入り

●鏡味味千代『おしゃべり・太神楽』

いやあ、喋ったなあ。

出産にまつわるエピソードを次から次へと。面白かったけどちょっとびっくり。

しまいには『質問コーナー』まではじめてた。

最後はリクエストをもらって五階茶碗をピタッと。

●昔昔亭A太郎『船徳』

「いやあ、出産は女性を変えるというけど味千代さんは太神楽から漫談に変わったんですねえ。最後は質問コーナーですか」あはは。
船徳は、まあなんというか普通でした。船を漕ぎはじめるところのグニャグニャした感じが持ち味かな。そこに持ってくまでのテンポはまずまずか。

自分の主宰する落語会が、やっと10回を超えた身としては、50回と聴いただけで気が遠くなる。

大変なことですよ。

最初の頃は土日開催が多かったのでちょいちょいお邪魔した。

アットホームな地域寄席　第9回あかぎ寄席(2012/03/25) #rakugo #落語:裏[4k](ura_shike)落語・酒・デジタル　など

とてもちいさな正方形の部屋、高座の前に畳はあるけど、座れない不思議な会場で、満員になっても30人。これがなかなか埋まらない。
こはるさんはまだ前座で、都合がつかない時も多く、代演に桂宮治さんや立川談吉さん、立川吉笑さんが出たこともある。談吉さんが鳥居の前でチラシ配ってた。一日三回興行やってたなあ。

A太郎さん・松之丞さんを・味千代さんを知ったのも、このあかぎ寄席だったはず。

懐かしいなあ。

こはるさん二ツ目昇進披露で立川談四楼師匠が掛けた『濱野矩之』も記憶に残っている。