2015年05月31日

圓生の末裔たち 三遊亭橘也 三遊亭好の助 落語十番勝負 2015/05/28


こけら落としに足を運んで以来ずっとごぶさたしていた連雀亭。
珍しく平日に時間が取れて、やっと来れた。
円楽党若手二人の会。
2015年05月24日10時24分33秒

木戸銭1500円

春風亭きいち『からぬけ』
柳家寿伴『道灌』
三遊亭橘也『義眼』
三遊亭好の助『能狂言』

仲入り

三遊亭好の助『長短』
三遊亭橘也『茶の湯』
前座二人出るのはちょっとびっくり。

●春風亭きいち『からぬけ』
おお、一之輔師のお弟子さん。途中から聴いたのでよくわからない。声は出ている。


●柳家寿伴『道灌』
しっかりした前座さん。はい。


●三遊亭橘也『義眼』
まくらからいきなり衝撃告白「今日は茶の湯をネタだししていますが、僕は今日、腹こわしています」えー。茶の湯を師匠の三遊亭圓橘師から習った時の話が抜群に面白い。圓橘師は圓生師から習っているとのことで、非常に気合の入った稽古になったらしい。そこに猫がやってきて……。

というわけで一席目は軽く、ということで、この噺かよ!いいセンスだなあ。テンポはいいし、スピード感がいいし、なんというかキレがいい。笑った笑った。


●三遊亭好の助『能狂言』
「念のため」と座布団をとっかえて登場。それだけで爆笑。
好の助さんの落語を聞くのは初めてかな。何がいいってこのネタだしですよ。圓生師が落語研究会で掛けたのをテレビで見たことしかない。

で、これがねえ。わずかに記憶に残った圓生師の高座にそっくり(に思える)んですよ。しかも面白い。キャラの書き分け方がけっこう巧み。あの仕草落ちもまんま演じてかっこいい。満足しました。

能も狂言も歌舞伎も知らなくても面白いと思いますけどねえこの噺、もっといろんな人がやればいいのに。

ところで落語家が出てくる古典落語って『不動坊』『今戸の狐』とあとこれくらいしか知らないですねえ。あるのかな。なんか忘れているかな。


仲入り


●三遊亭好の助『長短』
「さっきお辞儀しないで降りたので」(『能狂言』ってそういう噺)とか、橘也兄の悪口みたいな話とかしてたかな?わりとぶつぶつと。で、なぜか先にオチ言っちゃったり。


で、噺のほうは短七のキャラが独特。ほー、こんな作り方があるんだ。面白かった。


●三遊亭橘也『茶の湯』
まくらは好の助さんへの軽い反撃。
噺のほうは途中までは正統派の面白さで、小僧も長屋の三人もしっかりと造形されていていいなー楽しいなーと聴いていたんだけど、途中で凄いキャラを突っ込んできてびっくり。これが面白いんだ。
まさか茶の湯に『北斗の拳』みたいな世紀末観が漂うとは。あとでご本人から「悪ふざけです」と聞いたけど、いや面白いって。誰が聴いても絵が浮かぶもの。

あえて言えば、あの世紀末気分をオチまでもってきて欲しかったなあ。
いやでも、ほんとに楽しめました。

生で聴いたことのないあたくしが言うのはあまりにも不遜ではありますが、どっかしら圓生の雰囲気が噺に出てきている気がするんですよね。このお二人は。

というわけで大変に楽しい一夜となりました。
連雀亭は照明もちゃんとしていて、いいですよねえ。



橘也兄 さんとの二人会|圓楽一門会 三遊亭好の助の宣伝ブログ



m_shike at 17:40コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年05月31日 17:49
橘也さん、今きてますね。
2. Posted by 4k    2015年05月31日 17:51
ますめっどさんもそう思われますか!
間違いなく来ていると思います。この週は三席聴きました。

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