2015年05月31日

この多彩さが立川流 立川流落語会 2015/05/24


立川流の会には良く行くのに、なぜか行ったことがなかった国立演芸場の立川流落語会、初参戦。


立川流落語会 千秋楽。

立川だん子『真田小僧』
立川寸志『馬のす』
立川三四楼『金明竹 名古屋弁』
立川キウイ『反対俥』
立川左談次『骨は折っても心は折らぬ』

仲入り

立川生志『お菊の皿』
立川談之助『選挙あれこれ』
立川文志『字漫噺』
立川談四楼『ぼんぼん唄』
 

●立川だん子『真田小僧』
お、だいぶ安定してきた。良かった良かった。前座からスリリングなのは正直困るから。


●立川寸志『馬のす』
遅れてくるお客さんが多くて出囃子がなかなか止まない。だん子さんがずーっとメクリの横に座って様子を見ている。やっとでてきた寸志さん「お願いだから早く座って!」というわけで持ち時間が縮まった寸志さんはあまりまくらで温められずに噺へ。おかげで笑いはちょっと少なめだったかもしれないけど堂々とした高座ぶりと人物造形、さらに枝豆の食いっぷりのうまさで客を引き付け、鮮烈な印象を残した(と、おもう)。


●立川三四楼『金明竹 名古屋弁』
メビウスの輪が描かれたヘルメットをかぶって登場。客に「1,2,さんしろー」ではなく「1,2,メビウス!」とやらせる。めんどくさい。噺入るところで羽織脱ぎたいけど、買えないから代わりにヘルメットを脱ぐと。めんどくさい。

でも噺のほうは、前に聴いた時に比べてしっかり整えられていて、けっこう面白い。ちゃんと笑いが取れていた。ただ、噺よりまくらの名古屋弁講座のほうが受けてしまうのがちょっと残念。


●立川キウイ『反対俥』
ほんとは野ざらしやりたかったのに左談次師から『反対俥』やれと言われたと。
家元と橘家圓蔵師が登場する漫談たっぷりのあとの圓蔵師直伝の反対俥はとても面白いのは知ってるんだが、最近録音で聴いちゃったからなあ。

と思っていたら、やってくれました。

高座を降りて客席の通路を俥引いて大暴走!
一度客席の外に出て、反対の通路からまたダッシュで戻ってきた。
しばらく呼吸が整わないくらいの全力疾走。

キウイ師はこうでなくちゃ。でも野ざらし聴きたかったな。


●立川左談次『骨は折っても心は折らぬ』
骨折入院からの復帰。
まず釈台が登場、どうやって出てくるのかなと思ったらなんと銀色に光る松葉杖。
これだけで客席は大うけ。さらに釈台に伏せてあったパネルを見せてくれたら、これがなんとなんと折れた足のレントゲン写真!!「鉄が入っているので砂鉄がくっつきます」。

その後も入院から手術から闘病の話が次から次へと。家元の思い出話も織り込まれて、まあ笑った笑った。
こんな申し上げ方もなんなんですが、笑顔がね、可愛らしいんですよ。なんとなく家元を連想したり。


仲入り


●立川生志『お菊の皿』
「落語会なのにここまであんまり落語が出てこないですね」と、正統派「柳家」の芸で客席は爆笑。うまいですよね。やっぱり。


●立川談之助『選挙あれこれ』
久しぶり。蛍光色着物のまぶしさも久しぶり。
面白いんだけど、家元の昔話よりいまの時代に切り込んでほしいんだよな。談之助師には。


●立川文志『字漫噺』
その場で字を書くのではなくていろいろ書いたものを見せながらの漫談。ヒザにはいいはまり方。


●立川談四楼『ぼんぼん唄』
ああ、もうそんな季節なんですね。日差しも夏っぽいもんなあ。
師匠のこの噺、既に何度か聴いているのに、その味わいはさらに深くなる。「いいはなし」に流れそうな場面で出て来て笑いを取るおばあちゃんが何気に好き。もっと多くの方に聴いていただきたい噺だなあ。


とまあ、最後は談四楼師が貫録の高座できっちりしめたものの、振り返ってみればとんでもない会でした。
あー来てよかった。

2015年06月14日23時16分32秒
2015年06月14日23時17分41秒



m_shike at 11:00コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年05月31日 17:54
一門の誰かが「立川流はインディープロレス」って言ってましたね。
そんなことを思い出したりしました。
2. Posted by 4k    2015年05月31日 17:57
談之助師が言いそうな。

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