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2014年12月29日

芝浜に思いをめぐらす夜 経堂落語会 雑把亭 立川談四楼独演会 2014/12/26


ずっと行けてなかった経堂さばのゆの談四楼師独演会。
冬休みなんだからと駆けつけた。
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立川だん子『子ほめ』
立川談四楼『三方一両損』
立川談四楼『芝浜』 



●立川だん子『子ほめ』
前に聴いた時から比べたらちょっとは進歩したかなあと思ったら、途中から台詞が出てこないスリリングな展開に。
噺、覚えよう。


●立川談四楼『三方一両損』
いつものたっぷりとまくらを堪能しつつ、芝浜の前に何をやってくれるのかなあと期待に胸ふくらませていたら、きたあ!
いいんですよ。こういう江戸っ子のバカさ加減が炸裂しているような噺は最高にいいっすよ談四楼師。どうしても浜野とか人情噺の名手とされてますけど、僕のなかでは『らくだ』と『三軒長屋』が最高なのです。


●立川談四楼『芝浜』 
仲入りもはさまず、そのまま芝浜へ、入るかと思ったら「おまいさん」とおこすところで噺を止めて「ここから『天狗捌き』に入ったら怒りますよね」と爆笑を誘う。さっと噺に戻って、正統派の芝浜。


実は僕は、芝浜は苦手なのです。
五街道雲助師の繊細な描写とさらっとした演出の『芝浜』は好きだけど、どうにも夫婦の情愛についての噺というのが落語としてははまりすぎというか、落ちもピタッとし過ぎて、この落ちのための夫婦愛みたいで気持ち悪いというか。 

 でね。

三方一両損から芝浜、見事なメドレーの語り口に聴きほれていたら、今までとは別の感想が浮かび上がってきた。

ねえ、芝浜ってさ、
夫婦愛の噺なんじゃなくて、

「男の馬鹿さ」を描いた噺なんじゃね? 

だって普通、夢じゃないって気が付くだろ!という話しはさておき。

酒飲んで仕事しない男も馬鹿だけど、妻に騙されて酒断って、働く男も馬鹿なのであってですね。
だから妻は、男の馬鹿さを示すための脇役でしかない。

で、妻のほうを演出過剰に仕立てている家元後期バージョンは好きじゃない。

そう考えるとなんか急に楽しくなってきた。かなりひねくれた解釈なので、あなたに押し付ける気はないですよ。

談四楼師は、僕が大っ嫌いな「落ちの前、妻による台詞ひとこと」をきちんとカットしていたので、さすがだなあと。

ちなみに夫婦の情愛については『ぼんぼん唄』『一回こっくり』のほうが数万倍好きです。



というわけで終了後は懇親会。たぶん客全員が残ってうまい酒をいただいた。料理がまたおいしくてね。久しぶりに頂いたせんべい汁が絶品。

とある人気落語家さんも途中から座に加わって、楽しい夜でした。翌日が朝から大成金でなければずっと飲んでいたかったなあ。 
 

m_shike at 12:06コメント(3)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2014年12月29日 12:50
ワタクシ、芝浜はヤハリ三木助だと思っております。
みんな長くやりたがりますよね。
2. Posted by 4k    2014年12月29日 12:54
そういう意味では瀧川鯉昇師の芝浜をきいてみたいです。
3. Posted by ますめっど   2014年12月29日 16:54
そう言えば、玉の輔師匠も今松師匠も酒が用意されてからは、おかみさんのしゃべり声 なかったなぁ。

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