2014年12月28日

宮治・鯉八で締めくくり 新宿末廣亭深夜寄席 2014/12/20


両国亭から急いで移動、新宿三丁目へ。
冷たい雨だというのに列がグーンと伸びて新宿通りまで。しかも夜の部が伸びちゃったらしくて入場がえらく遅れ、開演も遅れた。

もちろん立ち見も出た。
こちらは何とか桟敷を確保。
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三遊亭遊里『まぬけ泥(出来心)』
瀧川鯉八『俺ほめ』
昔昔亭桃之助『干物箱』
桂宮治『看板の一(看板のピン)』


●三遊亭遊里『まぬけ泥(出来心)』
若い!小遊三師の弟子で前座名は小曲。そつなく滑稽でいいんじゃないでしょうか。期待できそう。

 
●瀧川鯉八『俺ほめ(新作)』
深夜寄席では特に人気が高い鯉八さんはこの日も絶好調で、まくらから客席が沸きに沸いている。個人的には『新日本風土記』やってほしかったけどもう満足ですよ。褒められるリアクションの多彩さが、ほめられると嬉しくて仕方ないという愚かしさを鮮やかに表現している。
この「愚かしさ」を温かく肯定するのが、僕にとっての落語です。家元風に言えば、業の肯定。


●昔昔亭桃之助『干物箱』
『銀婚旅行』みたい昭和新作より、こっちのほうが似合うなあ。
さらさらさら、すいすいすいっと噺が心地よく進んでいく。寄席にはこういう落語が必要。
まくらも面白かった。

 
●桂宮治『看板の一(看板のピン)』
今年最後の深夜寄席の締めくくりは宮治さん。 深夜寄席デビュー当初からガンガン笑い取って大人気だったので、一見いつも通りって感じなんだけど、前半の親分に今年一年の宮治さんの著しい進化が見て取れる気がする。言葉の重さと懐の広さが増している。だから後半が生きてくる。

宮治さん、いい年でしたね。


というわけで、来年も深夜寄席には早めに並んだほうがよさそうですよ。 


m_shike at 11:12コメント(3)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2014年12月28日 13:52
深夜寄席、お客さん多かったですよね。
鯉八さんのネタは予想通りでごさいました。
寄席なのでややおさえめおさえ目の鯉八節。
しかし隠しきれてませんね。
宮治さんはスゴかったですね。
“看板の一”をトリネタにしてしまっていた。
「そばでも食べて」のお金を出すところが特に秀逸でごさいました。
2. Posted by 4k    2014年12月28日 13:58
そうなんです。そばでも食べて よかったです。
宮治さん、やっぱり、ちょっと芝居っ気あるのが良さげですね。
髪結新三、僕も聴いてみたいです。いつか。
3. Posted by ますめっど   2014年12月28日 22:17
新三、やってくれるかなぁ。

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