2014年12月27日

その熱さが嬉しい 松之丞十番勝負(三)ゲスト春風亭百栄 2014/12/20


いい番組が多いのに今年はなかなか足を運べなかった「なまらく両国亭」。
今年の最終回にやっと足を運ぶ。
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立川らくみん『道灌』 … 
神田松之丞『シュウマイ』
春風亭百栄『茶金』

お仲入り

春風亭百栄『バイオレンス・スコ』
神田松之丞『赤穂義士 銘々傳「勝田新左衛門」』



●立川らくみん『道灌』 … 
あー、未来ロケットだっけ、テレビに出ている人だ。志らく師に入門したばっかり。
なまらくの落語教室出身だったっけ?
まー、まだ落語になってない、誰が誰だかわからない感じですが、頑張ってるのは分かります。

高座を降りた後、釈台の上にマイク載せて客に笑われてました。


●神田松之丞『シュウマイ』
「勝負とかついてますけど気楽に聴いてください」と小保方について語り、さらにシュウマイについて語りつつ笑撮りつつこの噺へ。完全に新作落語。なんか面白かったけど釈台の意味はないような。



●春風亭百栄『茶金』
二席やるのを知らなくて何やろうか迷ったうえでこの噺。
百栄師のふわふわしたリズムはこういう噺に合いますね。ま、ちょっとたるい感じもありましたが。


お仲入り


●春風亭百栄『バイオレンス・スコ』
素晴らしい!椅子から転げ落ちそうになるくらい爆笑。
というのは「やくざな猫たちの闘争」という筋立ての中に、猫好きじゃないと分からないマニアックなキャットフードネタをボンボン放り込んでいるため。鯉八さんも憧れる百栄空間が見事に構築され、夢中で笑った。
この前の『ロシアンブルー』といい、百栄師の新作はほんと面白いわー。
 

●神田松之丞『赤穂義士 銘々傳「勝田新左衛門」』
「新選組はあまり好きじゃなかったが神田愛山先生から『テーマは別れ』と伺って考えが変わった」と。なるほど。確かに「南部坂雪の別れ」とか、別ればっかりだ。別れだということを秘して別れを告げるそのダンディズム。

で、松之丞さんは展開の中ほど、朝風呂のシーンで思い切り笑いを取る。これが半端なく可笑しい。客席が大いに沸いたところで別れのドラマへと繋げていく。


さっきまで落語家顔負けの滑稽な語り口が一変、主人公が老義父と息子に別れを告げるこのシーンに松之丞さんの熱が集中する。

最後には泣いていました。


こういうのを聴いてしまうと、講談をもっとちゃんと聴こうかなあという気になりますねえ。

最初から最後まで方向性バランバランの会ですが、それも含めて楽しめました。 


m_shike at 09:46コメント(3)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2014年12月28日 13:30
松之丞さんの新作。ネタ帳見てないのでなんとも言えないのですが、横浜のものとしては是非“シウマイ”と表記していただきたいものです。 版権に引っ掛からなければ崎陽軒からのバックアップが…
あこさんとのパックで是非。
百栄師匠“茶金”
師匠のペースだと思いますよ。
“スコ”はやっぱりいいですわ。
松之丞さん“勝田”のような上下動の激しいものが今はあってるんでしょうね。
2. Posted by 4k    2014年12月28日 13:56
上下動!なるほどです。
崎陽軒、バックアップつきますかね?ゆっさゆっさ、ゆっさゆっさ。
シウマイ年賀状って結構昔からありますよね。
3. Posted by ますめっど   2014年12月28日 22:15
年末食らいになるとシウマイ年賀状のCM結構やってましたし、よく高校の時分「年賀状送るけど、シウマイ年賀状でいいか?」「それはちょっと…」なんてやりとりをよくやったりしてましたね。

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