2014年11月09日

神保町が大須に 雷門獅篭2014東京独演会 2014/11/08


名古屋・大須演芸場の閉鎖から10ヶ月。
久しぶりの獅篭独演会、前回は自分の落語会と重なっちゃってね。

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雷門獅篭2014東京独演会 予約2000円
 
雷門獅篭『日曜日よりの使者』
雷門獅篭『へっつい盗人』
雷門獅篭『長短』(江戸名古屋バージョン)

仲入り

雷門獅篭『猿猴庵落語〜大須見世物巡り』

 

●雷門獅篭『日曜日よりの使者』
久しぶりの東京という事で近況報告。大須演芸場はいまだ先行き分からず、一方で地元にこんなに芸人がいたんだという事が閉鎖騒ぎでやっと知れ渡り、獅篭さんたち大須芸人に仕事が殺到、大須閉鎖バブルになっているそうな。

「今日は江戸落語はやりません」と新作はサザエさんシンドロームをテーマにしたSF仕立て。設定に無理があるものの、じわじわと引き込まれる世界。主人公に妻がいることがもう少し早くわかったほうが良かったかも。

久しぶりに聴く獅篭さん、声がちょっと深みを増して柔らかくなった?きのせい?



●雷門獅篭『へっつい盗人』
続いて上方落語。このネタを聴いたのは初めて。
江戸弁仕立て。

キレのいい兄貴分の台詞とドジな弟分の柔らかさかいい。



●雷門獅篭『長短』(江戸名古屋バージョン)
本日のベスト。三遊亭金馬師は長・大阪 短・江戸 で演るが、獅篭さんは長・名古屋で『長短』。
名古屋弁が実に柔らかくていい。なるほど、言葉を伸ばすんですねー。なんでも縮めちゃう江戸っ子と好対照で、緊張と弛緩のリズムがとてもいい。ゆるゆるとした時間に巻き込まれて笑ってしまった。

 
仲入り


●雷門獅篭『猿猴庵落語〜大須見世物巡り』
 「東京に江戸落語大阪に上方落語、じゃあ名古屋落語をと、昔作って、毎日新聞にそっくり掲載してもらったけど、あまり面白くないのでそのままオクラに入れていたら、当時の担当者と再会する機会があり、記事をコピーしてもらって思い出した」という、曰くつきの自作。

舞台は江戸時代の大須。
吉宗に逆らい文化を奨励した徳川宗春のお蔭で芸能や遊郭が集まり、とても賑やかっだ大須の街を、文化・文政期の画家兼文筆家として名高い高力猿候庵(種信)が、見世物小屋に気を取られながら、もう一人の男と大須観音までそぞろ歩く、ただそれだけの噺。 

上方落語の旅ネタのような味わいもあり、大きな笑いはそれほどもなくても、程よく引き込まれ、心地よいまま聴くことができた。



久しぶりに聴く獅篭さんは、ゆるりとした空気がじわりと面白かった。 良い声と乱れないテンポのせいかな。これが大須の雰囲気なのかもしれない。

一方で、またがっつりと『妾馬』あたりを聴いてみたい気もする。

大須演芸場が再開したら、また名古屋に行きたいものだなあ。
 

打上げにも呼んでいただき、楽しいお話をいくつも伺った。
 いい夜だった。

m_shike at 20:30コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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