2014年10月26日

住宅街の手作り寄席 立川三四楼・立川寸志 二人会 第七回 2014/10/25


噂は聴いていた三凱亭。初参戦。みよしていと読みます。東武練馬の駅から線路沿いを歩いて、ちょつと一本中に入った住宅街の中にある。

 徳丸 三凱亭(みよしてい) 庶民の伝統芸能を伝える 手づくり寄席

「徳丸 三凱亭」誕生のきっかけとなったのは、落語家の古今亭菊龍さんだ。独演会の会場を探していると、三味線教室の仲間から「自宅に空いている場所がある」と声がかかり、2004年の暮れ近く、東京・板橋区でタイヤ販売店を営む関村さん宅を訪れた。菊龍さんに声をかけたのは、落語やお笑いが大好きな関村さんの長女・弓さん。相撲甚句が得意な父の具由さんが、ちょうど駐車場に隣接する地下のスペースを発表会に使おうと考えていたところだった。落語好きの取引先など周囲の協力もあって、とんとん拍子に話が進み、年が明けた2月、「菊龍の昼下がりの暇つぶし」を柿(こけら)落としに、三凱亭がオープンした。

徳丸 三凱亭(みよしてい) 庶民の伝統芸能を伝える 手づくり寄席について
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と、こんな素敵なスペースで、立川談四楼門下の兄弟弟子が二席ずつ。

立川三四楼・立川寸志 二人会 第七回 徳丸三凱亭(東武練馬) 予約1200円


立川三四楼『手紙無筆』
立川寸志『壺算』

仲入り

立川寸志『しわいや』
立川三四楼『金明竹(名古屋弁バージョン)』
 

お客さんは20人くらいかな。前一列が座椅子であとはパイプ椅子。


●立川三四楼『手紙無筆』

まくらの外食チェーンの話はひどすぎる。確かに下らない駄洒落だが、そのひどさに負けて薄ら笑いでたどたどしく喋るのはどうにも。散髪の話もきちんと喋れば面白いはずなのに。 

噺は存外ちゃんとしていて、ちょこちょこ素敵なクスグリもあっただけに。だけに。 


●立川寸志『壺算』
短めの的確なまくらでさっくりと噺に。
「わたくし立川寸志はこの落語が大好きでやっております!」というヴァイブスがガンガンに伝わってくるこの楽しさよ。ほんと楽しいなあ。
店主のキャラが素晴らしい。だんだん困って来て追い込まれて、他の客を邪険にするあたりはもう夢中で聴いてしまった。相当オーバーな台詞回しなのに、流れるような語り口で耳に心地よいのです。

聞いたらネタおろしだって。びっくり。

 
仲入り


●立川寸志『しわいや』
「わたくし、さっきの一席で、疲れました」だろうなあ。
でも、いい感じで力が抜けてこちらもいい出来。
大家とか隠居とか先生とか、いいんですよねえ、寸志さん。
落語でないと描けない「程よくいい加減で、でも憎めない人物」がほんとにいい。

 
●立川三四楼『金明竹(名古屋弁バージョン)』
名古屋弁講座、けっこう面白いんだけど、面白いポイントで堂々と喋ってくれないかなあ。なんかどこで笑っていいのか。笑うタイミングを外されているようで。

予想通り金明竹は名古屋弁言い立てバージョン。三遊亭円丈師が昔やってましたね。
これが、できてない。言い立てが全然できていない。ときどき関西弁が混じる。ただの稽古不足。
まあ、あまりにグダグダ過ぎてみんな笑ってたけど。
最後の方で連続で携帯が鳴って、それも含めてグダグタ。

image
 
 
寸志さんはいいなあ。僕の大好きな古典落語をやってくれる。
三四楼さんは惜しいなあ。支持してくれるファンもいるんだから、新作とか新しい仕掛けを入れるときは、ちゃんと稽古すればいいのに。また『バブリング創世記』みたいな『寿限無』聴きたいんだが。

懇親会(2000円)で、またいろんな落語ファンの方とお話させていただき、さらに女将さんの相撲甚句も飛び出して楽しい時間でございました。 
2014年10月27日00時25分24秒

 


m_shike at 20:00コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by 並河逸成   2014年10月26日 20:58
最近ご無沙汰してますが、私はこの落語会が」大好きです。お客さんが素晴らしい。手作り感満載の打ち上げがまた素晴らしい。
2. Posted by 4k    2014年10月26日 21:06
いい感じですよねえ。
地元の方と遠方からいらした方が落語を軸に集う感じが心地よいです。

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