2014年06月15日

突出する宮治 真紅のウルトラマン講談 新宿末廣亭深夜寄席(芸協) 2014/06/14


今週の深夜寄席も立ち見でした。まあ、宮治さん出るしね。
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この写真は終演後です。

三笑亭可女次『鼓ヶ滝』
瀧川鯉斗『荒茶
桂宮治『ちりとてちん』
神田真紅『特撮講談〜ウルトラマン秘話 

 



●三笑亭可女次『鼓ヶ滝』
なんかマイクの音量がおかしいのかな。なんいとうか弱々しい落語。すべり芸みたいな入り方は嫌いじゃないが挟み込むクスグリも今一つで何か消化不良な地噺。


●瀧川鯉斗『荒茶』
トリが講談なのに地噺を並べるセンスがよくわからない。しかも受けない。挟み込むクスグリがつまんないから。リズムも良くない。男から見てもため息出るほどいい男なんだからもっと色っぽい噺やればいいのに。ただ、まくらの暴走族時代の話はちょっと面白かった。


●桂宮治『ちりとてちん』
こうなると我らが宮治さんが何とかしないといけない。
ちゃんとなんとかしてくれました。
いつものようにまくらから大爆発。3分で前の人一席分の笑いを獲得。
さらに、次の真紅さんが出てくるときの掛け声をわざわざリハーサルしたのは良かったなあ。
そして勢いを殺すことなく噺へ。期待した通りの面白さ。
『強情灸』『蝦蟇の油』と、引っ込みつかなくなって困った顔が出てくる噺はお手の物。あの『舌打たず』(作 立川吉笑)もこのラインで自分の噺に仕立て上げてたっけ。

飲み食いの微妙な仕草や、オーバーアクトで乱れそうになった裾をさり気に整えるあたりも、とてもうまいと思う。勢いだけじゃないんですよ。

楽しかった!


●神田真紅『特撮講談〜ウルトラマン秘話

初めて。
昨年二ツ目になったばかりだけど、堂々とした読みっぷり。ちょっと張扇使い過ぎかな?よく分かんないけど。とにかく堂々としてます。
特撮がお好きとのことでこの演目。初代ウルトラマンのスーツアクター古谷敏についてのストーリーは、山ほどあるエピソードをきりっと絞り込んで好感が持てた。なんかね、ほろっとしちゃいました。

で、この後びっくり。
なんと、先日の『シェアする落語 第6回 三遊亭粋歌』にご来場いただいた、ドージン落語の作者としてその筋では大変ご高名な井上新五郎正隆の作だったのですな。なるほど。

オタキャラの女流講釈師というのもなかなか面白いポジション。真紅さん今後に期待。

 というわけで、終わってみれば今夜も楽しかったなと。


m_shike at 12:00コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2014年06月15日 12:53
芸協さんの講釈師の皆さんが、すごくなりつつあるみたいですね。
来月の松鯉先生のトリの興行も行きたい感じです。
2. Posted by 4k    2014年06月15日 15:59
やはり松之丞効果ですかねえ。
落語聴きに来た客相手に講釈を掛ける、それが修行になる。
そんなメリットが出てきたのかもしれないですね。

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