2014年04月24日

モッズな落語 柳亭小痴楽隔月勉強会 #9 2014/04/20


先日の『成金』2014/03/21 第十六回 宮治展2014/03/22 と『磯の鮑』二連荘が素晴らしく面白かった柳亭小痴楽さんが非常に気になって、らくごカフェの勉強会へと。
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柳亭小痴楽『浮世根問』
柳亭小痴楽『浮世床(夢)』
仲入り
三遊亭橘也『いたりきたり』
柳亭小痴楽『明烏』



●柳亭小痴楽『浮世根問』
出囃子が鳴ってるのにトイレに行ってもう一回同じ出囃子を掛けてもらって登場。予約1500円のはずの木戸銭を1000円にしたのは約束していたネタおろしができなかったからだと。律儀だ。
最初っから笑い疲れるほどだったまくらは、まあここには書けないな内容。とにかく自由。ときどき外すけどそれでも自由で楽しい。
噺のほうは「飛行機でブーン」「飛行機でブーン」「飛行機でブーン」という繰り返しがやたら面白い。グルーヴィな根問。

あ、噺の途中でモノ落っことしたのは僕です。小痴楽さんこれを受けて、きちんと処理しました。すみませんでした。ほんとに。


●柳亭小痴楽『浮世床(夢)』
エロいネタでも小痴楽さんのビート感は決して失われない、食い気味でポンポンポーンと台詞が交換され、ぐいぐい噺が進んでいく。とても音楽的で楽しい。


仲入り


●三遊亭橘也『いたりきたり』
遊びに来ていたのを小痴楽さんのリクエストで飛び入り。先日の四派で深夜からさらに進化。噺の大半を自分のものにしている。唯一、最後の哲学的な台詞には手こずるものの、作者である故・桂枝雀師へのリスペクトが感じられて、これはこれでいいと思う。


●柳亭小痴楽『明烏』
登場人物がぐっと増えても変わらぬビート感。多少トチろうが何しようが、迷いがなく変な間が空かない。トントントントン噺が進むほどに聴くほうの心拍数が上がってくる感じまでする。時次郎の泣くシーン、札付き二人のコンビネーションの見事さ。
太めの声に軽快な語り、愛嬌と機知が感じられてほんとに楽しい一席。甘納豆は省略。なくていいです。


で、これから書くことは誰も賛同してくれないことを覚悟で記す。
小痴楽さんの落語って、立川談吉さんと同じように音楽的で、どうしても音楽にたとえたくなる。
やんちゃで自由でおしゃなこの感じは何だろう、と思ったときに、
頭にひらめいたのは、モッズだった。

スモール・フェイセスね。
こんな感じに聴こえるんだわ。おいらの耳には。
 
本人はハイ・スタンダードが好きだって言ってたけどね。 


まくらでちょっと客が引くような話を混ぜちゃって、あわてて話を畳んだりするあたりはいかにも拙いけど、それも含めてこの若いビート感覚はほんと捨てがたい。これから年月掛けてどんどんうまくなっちゃうと思うので、その変化を楽しむためにも今のうちに聴いておいた方がいいと思う。 

とにかく、満足しました! 

 

m_shike at 09:30コメント(4)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by すかいふらわぁ   2014年05月25日 22:13
5 はじめまして。
小痴楽さんのこと、気になってて一度拝見したいと思ってましたが、

スモール・フェイセスですかぁ♪

わたしのベストです。まさかご存知のかたに出会うとは!

これは、小痴楽さんも、是非に行かないと行けません。ありがとうございます\(__)
2. Posted by 4k    2014年05月25日 23:43
ぜひぜひ、小痴楽さん聴いてみてください。スモールフェイセスを感じられるかどうかはわかりませんが、間違いなくブリティッシュです。
それもあまり重厚なラインではなく、やんちゃな感じがあるのでモッズ、それもスモールフェイセスかなあと。


ちなみに、ちょっと前ですがこんなチラシもあるんですよ。
http://p.twipple.jp/60GtR
3. Posted by すかいふらわぁ   2014年05月29日 12:28
5 ありがとうございます♪
まず、リンクですが、

爆発!

しそうになりました(笑)

やっぱり楽しそう。機会狙って小痴楽さん見に行きます♪

ありがとうございます\(__)
4. Posted by 4k    2014年05月30日 08:18
ぜひぜひ、お楽しみ下さい!

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