2014年04月13日

小蝠さん卒業 新宿末廣亭深夜寄席 2014/04/12


原宿で落語聴いて、お茶して、銀座で写真展見て、そば食って、カフェで作業などちょっとやって、そんで新宿で深夜寄席。
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 柳家小蝠さん卒業公演のせいかスタッフが多い。出演の四人に、なんかいつも頑張っている笑福亭羽光さん、柳亭小痴楽さん、春風亭昇也さん。
そしてなぜか瀧川鯉朝師が呼び込みを。

出演者たちの段取りの悪さに昇也さんまたイライラしてたのかな。
昔昔亭桃之助『厩火事』
笑福亭和光 『秘伝書』
桂夏丸『玄関の扉』
柳家小蝠『質屋庫』 


●昔昔亭桃之助『厩火事』
こういう小道具を持って高座へ。

拍手とか笑い声とかいろんな音が出る機械。これで拍手入れて稽古やってますというまくらから厩火事へ。
悪くないんだけど、なんかところどころずれるところがあるんだなあ。噛んでいるわけじゃないのに。

落ちのあとに「ぱっぱかぱーの、ぱっぱっ」。趣向は否定しないけど、これも一拍遅かった。

 
●笑福亭和光 『秘伝書』
トリの小蝠さんに気を利かせてさらりと。単純な噺ゆえに小さい工夫をいろいろ入れていてなかなか。


●桂夏丸『玄関の扉』
夏丸さんはうまい。
この新作も悪い出来ではないけど、苦手な噺だ。
現代に寄せているのであれば「東京で夫婦暮らししているアパート」で「奥さんが近所の人に ****(←ネタ割らないために伏字)を頼む」ことがまずあり得ない。現代でない「かつての東京」なんだったらノスタルジーをどこかに入れるべき。それでも「*****を頼む」というシチュエーション自体かなり無理だと思うけど。

こういう新しいのか古いのか分からない新作落語が、どうしても苦手。


●柳家小蝠『質屋庫』 (質屋蔵)
小蝠さんを初めて聴いたのは立川談奈さんの『らくごの芽』。掛けたのは『鼻ほしい』。
そのうまさにちょっと感動した。
ところがその後、病気でもされたのか、どうもいまひとつの高座によく出くわした。
どうやら徐々に復調されたようで、今日は正座用の椅子も使わずに登場、深夜寄席にはだいたい30回くらい出演した計算になるそう。

で、高座ですが、じわりと良かった。語り口のリズムと歯切れ、愛すべき怖がりたちの人物描写。落ちまでの流れるような持って行き方、素敵であり、古典落語を聴く楽しみが感じられた。

最初の師匠、立川談志も、二番目の師匠、先代・桂文治も喜んでいるだろう。
家元にはだいぶひどい目にあったみたいだけど。
先代・文治には前座修行やり直しを命じられたけど、めちゃくちゃ可愛がられたそうな。


いやいや、まだまだ出来る方だと思うなあ。真打になって、ますます売れていただきたい。期待しております。



 今夜も、楽しませていただきましたよ。最後に、笑福亭羽光さん、会場整理お疲れ様です。


m_shike at 21:20コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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