『シェアする落語』次回は7/7です。

2014年01月18日

生のお囃子はいいなあ 宇田川寄席 正太郎 玉々丈 小太郎 恩田えり 2014/01/12


早朝寄席の鈴本から神保町、カフェで仕事とか落語会の事務とかこなして、夜は渋谷の宇田川町。
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この坂にある店がSMiLEです。
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店に入ろうとすると、
柳家小太郎『穴泥』
恩田えり『 馬のつく落語家の出囃子』
三遊亭玉々丈『エコ夫婦』
 
仲入り
 
春風亭正太郎『ねずみ』


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これが予約システム。

贅沢なことに二番太鼓は生の締太鼓(玉々丈さん)に笛。至近距離で聴くえり師匠の笛がもうかっこよくて。オオド(大胴→大太鼓)なんかなくてもピシッと空気が締まる。いいなあ。



●柳家小太郎『穴泥』
うまいよなあ。今回は特に仕方が絶品。刺身食って酒飲んで酔っ払って赤ん坊に鯛の塩焼きを食べさせて…。こういう至近距離で見ると、ほんと細かいところが作り込まれているのが分かる。


 
●恩田えり『馬のつく落語家の出囃子』
毎度こんなことを書くのはストーカーみたいで気持ち悪いと思うのだが、えり師匠はほんと可愛い。今回は水色のお着物。
おめでたい唄を一節。お正月の寄席について「6日からぱったり来なくなります」。そして、落語協会のなかで「馬」のつく落語家さんの出囃子を弾くというご趣向。これも太鼓入りなので、楽しいのですわあ。
で、やはり馬好師を寄席で聴いたのは貴重な機会だったんだなと。えり師匠お会いしたことないとのこと。


●三遊亭玉々丈『エコ夫婦』
玉々丈さんの落語はひっさしぷり。深夜寄席の話(初花さん破門話が微妙に絡む)など長めのまくらで笑いを撮ったあとにあっさりした新作。軽ーくて面白いけど、ちょっと短すぎ。


仲入り


●春風亭正太郎『ねずみ』
さっきまで草津温泉の仕事(芸協から声掛けられたらしい)、バスで帰還してきたばかり。
バカップルのせいでバスが大幅に遅れ、楽屋入りが遅れたと。
どうにも疲れがたまっているのか体調が悪いのか、台詞が突っ掛る。でも表情、特に子供の表情が素晴らしいので、狭いこの小屋では噺がしっかり伝わってくる。本人としては不本意だろうけど、持ってる力の大きさは客にはわかるのでは。


それぞれの噺も良かったけどやっぱりお囃子。太鼓と三味線、ちょっと笛。
これこそ落語だよなあ。
いつか自分でも下座さんの入った会をやりたい!採算のこととか考えると難しいんですけどねえ。

などといったらえり師匠が「呼んでください」って。ひええ、恐れ多い。でも妄想は膨らむのであった。 


m_shike at 13:03コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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