2013年11月25日

深夜のツートップ激走 新宿末廣亭深夜寄席(芸協)松之丞・A太郎・宮治・桃之助 2013/11/23


宮治さんと松之丞さんのツートップ。
会場は最初っから立ち見がかなりの数。凄いですね、大人気。

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神田松之丞『寛永宮本武蔵伝 山田真龍軒』
昔昔亭A太郎『(新作)』
桂宮治『蝦蟇の油』
昔昔亭桃之助『宿屋の富』
 

●神田松之丞『寛永宮本武蔵伝 山田真龍軒』
相変わらず深夜寄席ではきちっと笑いを取りに行く。まくらから爆走。特に三遊亭小笑さんご結婚おめでとうネタで、いきなり場内の熱気がグイグイと上がる。
山田真龍軒は得意ネタなんでしょうね。クライマックスで一回切るところも、前に何度か聴いたけど、また笑っちゃいました。
最後「小笑さんに捧ぐ。」だって。



●昔昔亭A太郎『結雛』(新作)
うーんA太郎さんとは合わないのかなあ。
新作のほうが面白いんじゃないかなと思ったんだけど。
工場勤務のおばさん二人が、手を止めておしゃべりしているうちに「班長来たわ」と手を動かす、を繰り返す前半はちょっと期待したんだけど、登場人物が増えるたびに展開がばらけてしまい、何がしたいのかわからない落語に聴こえてしまった。


●桂宮治『蝦蟇の油』
高座返しをしてもらえなかった不満からいつもの悪口攻撃がスタート。某・二丁目の落語スペースの椅子の話がおかしくて。

噺のほうは、前半の言い立ては「きれいに決めた」くらいで、宮治さんとしてはそれほどいい出来でもないのだが、後半の酔っ払い大暴走は見事。モノを食うとか酔っぱらうとか、うまいっすよねえ。また僕の大好きな「弱気」がいい。『強情灸』同様、血が止まらないときの弱気な演技が素晴らしい。おかげでもう呼吸困難になるくらい笑わせてもらいましたよ。

この日は西荻窪で宮治展。なんと四席やったそうで、この高座はこの日五席目。なんとパワフルなことであることよ。


●昔昔亭桃之助『宿屋の富』
あれだけの爆笑の後ではやりにくいかもしれないが、あまり強く押さない、柔らかい芸はこれまたいいもので。ただ滑稽噺である以上はもう一つキャラなりクスグリなりにちょっと引っかかるところを作ってほしいとも思う。主人公の心理をもう少し細かく描写するとか。やりすぎて臭くなったら、またそれは嫌なので、難しいところですが。

ところでこの噺、師匠・桃太郎師の『金満家族』を思い出しますね。


今回は珍しく下手側の桟敷に陣取ってみた。ここは楽屋がチラチラ見えるのが面白い。噺も客の笑いも聞こえ方が全然違う。普通の番組じゃ身体が辛いけど、深夜寄席くらいならけっこういいかも。
 

m_shike at 22:25コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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