2013年08月03日

再び。『桂宮治vs立川吉笑vol.3』


あの第一回から、もう一年ですか。
02


桂宮治・立川吉笑 トーク
桂宮治『青菜』
立川吉笑『くじ悲喜』

仲入り

立川吉笑『粗粗茶』
桂宮治『百川』
 

●桂宮治・立川吉笑 トーク
一年たっても変わらない、攻め受けがはっきりしている漫才。宮治さん面白かったです。DVDの話を僕が客席から振っちゃいました。

 
●桂宮治『青菜』
おそらく事実の20倍くらい誇張した引っ越しにまつわる話など相変わらずの爆笑まくらから、なんと本人も初らしい「その場で多数決」で青菜へ。まあ、最初から青菜だったんじゃないかな。

会心の出来でしたね。こういう噺はほんとうまい。人物を自在に操るよなあ。ひとりひとりがほんとに生き生きと、しかも個性的。

最終局面の植木屋が弱気になったり泣き出したり、人物を作り上げる演出が素晴らしいのですよ。

オチはちとふざけすぎ。まあ、この会の客向けかな。

 
●立川吉笑『くじ悲喜』
身辺雑記的に面白いまくらから、筒井康隆調のフェイクを一回入れてまたまくらに戻り「落語というものの説明」面白いけどややしつこい。「こういう時に雲助師匠なら思い通りのイメージをピタッと伝えられるんですが」と。

初めて聴いたときは着想の面白さにびっくりしたこの噺。細かいところに手を入れてよくなっているところもあるんだけど、三人(人じゃないけど)のキャラをもうちょっと描き分けたほうがいいと思う。雲助師匠のとこに稽古に行ったらいいのではと思った。

全体的に長い。


仲入りでこちら購入。足を運んだ落語会の話が多くて懐かしい。
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●立川吉笑『粗粗茶』
さっきの噺の長さを反省しつつ、ここで最近のニュースに出てきたクジの話をする。だからそれさっきまくらに使えばよかったのに。

こちらの噺はほぼ二人しか出てこない分、着想の面白さがストレートに伝わる。ただ繰り返し同じ台詞が出てくるところをもう少し大事に合わせると、リズムが出てぐっと楽しくなる気がする、けど、気がするだけかもしれない。いずれにしてもまだ作ってる最中。

落ちがきれいですね。


●桂宮治『百川』
 「トリが嫌なんじゃなくて長い間楽屋に閉じ込められて吉笑さんの訳わかんない噺聴くのが嫌。いま日本中で一番やる気がない落語家です」といつものようにウソつきながら気合十分。

前半まだまだ 噺を辿っている感じもあるけど後半の爆発力は凄まじく、半端ない実力を堪能できた。
ここからさらに磨くんだろうなあ。


というわけで、相変わらず絶好調と発展途上の二人による二人会でした。
宮治さん曰く2時間40分だったそうですが、そこまで長くは感じなかったな。
深夜寄席行くのはやめました。行った人もいたみたい。

また一年後くらいにこの二人で聴きたい感じですな。

2013年08月16日16時36分19秒.jpg 


m_shike at 23:17コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2013年08月04日 02:16
今日はそちらへ行かず、鯉八さんゲストの小ゑん師匠の会へ行ってきました。
宮治さんの引っ越しの話そのうち聞きそうです。
2. Posted by 4k    2013年08月04日 10:47
ああ、そっちも行きたかったです。

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