裏[4k]落語中心に

「落語は情愛に根差した温かいもの」だつたっけな。『寄席芸人伝』(古谷三敏)に出てきた台詞は。

ダメな人間、失敗する人間、ついやっちゃう人間(家元の言う「業」)、
落語にはそんな人ばっかり出てきて、彼らはどっか可愛らしく、彼らに向けられた視線はどっか優しい。
そういうものだと思う。
(そりゃ例外はいろいろあるけど、まあ基本ということで)



今回ご出演いただく春風亭正太郎さんは、上記のようなう「人間のダメなところに対して優しい」という落語の特性を、力の限り肯定し、きわめて忠実に、献身的に落語に取り組んでいる方だと思う。

確かな技術でしっかりと笑わせてくれるだけでなく、きつい世情と冷房に疲れた心身に、まるでご褒美のような温かさをくれる、そんな落語を皆さんとシェアしたくて、また開催しちゃいます。

シェアする落語　第4回  春風亭正太郎 

・日時: 2013年9月14日(土) 14:00開演(開場:13:30)

・会場: 古石場文化センター　3F第一和室

　東京都江東区古石場2丁目13−2(東京メトロ・都営地下鉄「門前仲町」駅　徒歩10分(地図)

・木戸銭(入場料):1500円※限定60席

　(予約売切れの際、当日券はありません、ぜひご予約ください)