2013年06月27日

小言と焼殺 こはる十二支の会 巳年の巻 その弐 松之丞 2013/06/23


なまらくさんの両国亭。毎回顔付けが僕好みなのだが、特にこの会は無視できない。


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立川笑二『出来心』
立川こはる『短命』
神田松之丞『慶安太平記 鉄誠道人』

仲入り

立川こはる 神田松之丞『トーク』

神田松之丞『谷風情相撲』
立川こはる『小言幸兵衛』 


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●立川笑二『出来心』
もはや説明不要のふてぶてしい安定感。そのくせ前座らしい初々しさもちゃんとあるからずるいなあ。おじやの汚い演出を省略したのは個人的に好感。


●立川こはる『短命』
都議会議員選挙の話などじわじわ面白いまくらから噺へ。前半、主人公が息も切らさずに喋りっぱなしになる演出はそれほど成功しているとは思わなかったが、二人のやり取りに入るとグッと楽しくなる。おかみさんも悪くないけどまだ作れる気がするので、これから磨きがかかるでしょう。


●神田松之丞『慶安太平記 鉄誠道人』
もう、とにかくおっかない、恐ろしい。怪談なんかよりずっと恐ろしくぶっ飛んだ話。資金調達のために人を焼き殺すんですよ。くわあ。
松之丞さんだから凄いのか、他の講釈師だとどうなのか、講談超初心者としては気になる。まあともかく怖いよ怖いよ。もう一回聴きたいけど。


●仲入り


●立川こはる 神田松之丞『トーク』
地方興行の話が中心。かなり面白かったけどネタバレ避けて内容伏せます。芸人さんは大変だ。


●神田松之丞『寛政力士伝 谷風情相撲』
前回の反省でもう一席は笑いを狙って、深夜寄席での爆笑王ぶりが再現。結局この日一番笑ったのはまくらの池袋の鰻屋の話。講釈の方もロックンロール的なグルーヴがたまんないです。


●立川こはる『小言幸兵衛』 
こはるさんのネタの中でも僕はかなり好き。老人の狂気をちょうど加減よく表現してくれるから。この日はところどころリズムが崩れたところがあったけど、僕ぐらいの聴き手が気にするほどのことではなかった。が、本人は不本意なのかもしれない。
ただ落ちがなんか中途半端で、幕が閉まる瞬間に物凄く不安そうな・申し訳なさそうな顔をしていたのが気になった。
出来はどうであろうと 客が心配するような表情で降りるのはよくない。噺にちなんで少し小言をさせていただきました。


最初に上がった時から低血糖を訴えていたので、こはるさんの調子はあまり良くなかったのかもしれない。 それでも客はきちんと楽しんだから、堂々としていて欲しいものです。

2013年07月20日21時37分43秒.jpg
 

m_shike at 22:23コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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