2013年05月26日

久しぶりに吉笑 なまらく両国亭 談吉くんと吉笑くんその4 2013/05/25


なかなか都合合わず、会に足を運んでいなかった。久しぶりの吉笑さんは談吉さんとの二人会。

立川笑二『寄合酒』
立川談吉『千早ふる』
立川吉笑『粗粗茶』

仲入り

立川談吉 立川吉笑 トーク

立川吉笑『手動販売機』
立川談吉『天災』



●立川笑二『寄合酒』
相変わらずふてぶてしい位の安定感。
今回気が付いたんだけど、噺の中で誰かがボケた後に入る突っ込みのセリフが、元の噺からちょっとずらしてあっていつも面白いんだけど、そのずらす視点が、なんか立川談春師に似ているような。そういえば談春師への入門を考えたこともあったとか言ってなかったっけ。

 
●立川談吉『千早ふる』
笑二さんを指して「いつも言うけどあんな面白い人を先に出さないでほしい」と、エキストラとしてドラマに出演した話と、フェチクラブでSM愛好者の客を相手に一席演じたという爆笑まくらから、もはや得意ネタといっていいこの噺へ。
もう何度か書いたと思いますが「豆腐を作ってまた豆腐を作る(ゲシュタルト崩壊)」と「ほんとだよー?」が滅茶苦茶におかしい。去年の『よかちょろ』同様、何度聴いても楽しめる。


●立川吉笑『粗粗茶』
なんとメガネをかけて登場。コンタクト忘れてきたと。途中で外すのは萬橘師みたいだ。
噺は最近よく掛けているらしい最近の自作噺。つーか、千早のあとにこれって、ネタついてないか?wまあいいか。
シンプルな理屈を同じパターンで積み重ねていくうちに狂気に近づく吉笑さんらしい噺だけど、まだまだこれから磨くところなんだろうなと。
落ちは珍しく綺麗なので、あとはどうやって同じ展開の繰り返しをリズムに持っていけるか。うまくいけば『舌打たず』のような作品に仕上がるかな。


仲入り


●立川談吉 立川吉笑 『対談』
二人してメガネで登場、君らは、おぎやはぎか。
談吉さんが音源(CDだな多分)で瀧川鯉八さんの『やぶのなか』を聴いて「これは凄い!」と吉笑さんにメールしたという話と、吉笑さんの病気と二人で食べた焼肉の話が面白かった。あと吉笑さんがキウイさんとの会で高田文夫先生に褒められて、アドバイスされたという話。
まあ全体的に緩いトークで、話は面白いけど、もちっと仕切れたらいいのになと。

やはり先日同じ両国亭で相方の鯉八さんが絶賛した立川こしら師の「トークまとめの上手さ」は凄いんだなとか思ったり。

あと、自分の病を「乙女」と相対化した時点で吉笑さんは病に勝っていると思った。そりゃ、大変だとは思うけど、客が心配したってしょうがない。それより、気長に期待したい。


●立川吉笑『手動販売機』
まくらは理屈っぽ過ぎて本人が畳むのに困っていた。落語への思い、ちょっと思いが先走っているかな。ゆっくりやって欲しいなと思う。

この噺もまだまだ育成中で、以前聴いたものに比べるとギャグがだいぶ入れ変わっていて強化されている。が、どこに重点を置くのかまだ整理しきれていないのかな。さらに発展すると見た。
こんなに同時並行で噺を作り育てているのは凄いと思う一方、掛けながら育てるので、高座に当たり外れが出てしまうのが辛いところでもある。


●立川談吉『天災』
僕が行けなかったミュージックテイトの会で披露したと聞いて楽しみにしていた。先代小さん、家元談志、立川流のいろんな方々が手掛ける、僕の大好きな噺。

八が乱暴者でありながら軽快なのが、いかにも談吉さんらしい。
前半はまだ煮詰め切れていない部分が目立ったが終盤のオウム返し・まくし立てで爆発。談吉さんが作りこんだと思われる部分がもう息できないくらい面白い。ギャグが歌っている! 
ちゃんと受けて、しかも伸びしろも感じられる結構な高座でした。
 


お江戸なまらく両国亭の二人会はいつも僕好みで、いつも楽しい。顔付けが絶妙なのだ。
今日の入りもそんなに悪くなかったけど、もっともっと多くの人に来てほしいなあ。 

あ、写真撮り忘れました。 

m_shike at 11:30コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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