2013年03月28日

同期二人で桜咲く 「小正苑」10回記念スペシャル 小太郎 正太郎 喬太郎




前々から正太郎さんが好きだったので、足を運ぶことに。RAKUGOもんすたぁずの後だったので「二ツ目6人8席+喬太郎師1席」という濃い日曜日になりました。
柳家小太郎・春風亭正太郎『オープニングトーク』
春風亭正太郎『たらちね』
柳家小太郎『やかん』
柳家喬太郎『路地裏の伝説』

お仲入り

柳家小太郎『心眼』
春風亭正太郎『愛宕山』
ScreenClip



●柳家小太郎・春風亭正太郎『オープニングトーク』
二人ならんで座布団に座り、いつも落語協会二階で開催している同期の会を、今回は思い切ってホールで、と。

いつもはお互いに5つずつ宿題を出し、その中から一つ選んで掛けるルール。

次回については喬太郎師から宿題を貰ったところ、小太郎さんは『五人廻し』(!)、喬太郎さんは『もぐら泥』。難しい大変だーと言っているところに、訳の分かんない恰好(派手なTシャツに襦袢羽織っただけ?)の喬太郎師がまさかの乱入。
「ふはははは、貴様らの『五人廻し』『もぐら泥』楽しみにしておるわ!」と去る。
小太郎さん「山賊みたいだな」。

●春風亭正太郎『たらちね』
まくらはなんだったかな、忘れちゃった。
絶妙に丁寧なたらちねで、飯を食う稽古のところなんかもう面白くて面白くて。
楽しめた。

●柳家小太郎『やかん』
初めて。「後半の宿題ネタが大きいので今のたらちね、あたしも短めにひとつ」とやかんへ。八っつあんのニヤニヤした感じがなんかいい。途中講釈がグスグズになったが、これを逆手にとってちゃんと笑いに変えるところは器用だと思った。


●柳家喬太郎『路地裏の伝説』
弟弟子・小太郎さんの噺を評して「宿題以前の問題でございます」と切り捨てた後、書店時代の思い出(電話注文のやり方を再現)などなど相変わらず爆笑のまくらを振りつつ、「同期と言うのはいいものでございます。私も同期の扇辰さんといまだに同期会をやっています」と「仲間」の噺へ。

師が好んで掛けている自作。自信作なんでしょうなあ。単純ながら味のあるストーリーが、微細に渡る描写が生むリアリティにより、おかしさと寂しさと不気味さがブレンドされた素敵な落語になっている。ウイークポイントの空咳は少しあったけどそれほど目立たず。


お仲入り


●柳家小太郎『心眼』
宿題のネタ。これが見事だった。確かに盲人の按摩さんを演じるにはいい顔つきなんだけど、それ以上に、台詞の一つ一つにしっかりとした説得力があって、良かった。特に薬師様に毒付くところ、あそこは迫力があったよ。このまま熟成したらもっと良くなるんだろうなあ。

●春風亭正太郎『愛宕山』
 昼間に聴いた朝也さんとほぼ同じ型。朝也さんのハイテンションに比べると、スタンダードな感じではあるが、お大尽の堂々とした話し方と、一八の生意気さがうまく絡んでいて無理な感じがしない。一八の唄(さいさい節など)もなかなか。戻ってくるところはもう一工夫欲しいと思うのは朝也さんも一緒だ。

image

伸び盛りのふたりに喬太郎師がそっと激励を添えた、とてもいい感じの会で、お客さんもとてもいい雰囲気。
次回からまた二人で、落語協会二階でやるそうだけど、足を運びたいと思った。小太郎さんの五人廻し、気になります。正太郎さんももっと聴いてみたい。

●関連リンク
第10回記念 小正苑|進め!正太郎


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m_shike at 23:47コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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