『シェアする落語』次回は7/7です。

2012年11月30日

お疲れ様でした『なまらく きぼーる寄席 第26弾』こはる 談吉 らく兵 吉笑 笑二 2012/11/25


きぼーる寄席

平成20年の11月28日に
立川談笑さんをお呼びしての一回目から
4年間で回を重ねること26回
延べにして、約90人の落語家、芸人に出演いただいた
「なまらく・きぼーる寄席」が今回で休会となる。

千葉に落語の種は少しは蒔けたのかなと思っている

2012年11月27日のブログ|席亭こう生の落語的な日々

人知れぬご苦労があったことは容易に推察できる。本当にお疲れ様でした。

そして最終回は、立川流の若手二ツ目が集結!

立川笑二『饅頭怖い』
立川吉笑『逸材』
立川らく兵『鮑のし』
仲入り

お楽しみ抽選会

立川談吉『粗忽長屋』
立川こはる『三方一両損』


●立川笑二『饅頭怖い』
相変わらずのスーパー前座。高円寺の勉強会に比べるとミスが多かったけど、「アリ」の下りはやはり凄い。


●立川吉笑『逸材』
千葉駅から会場まで来たときの話からすっと噺へ入った。
おおおこれは凄いと思ったら「という噺は僕は持ってないんですねぇ」「これは理想なんですねえ」なんだそりゃの大爆笑。
しかし、ここからのAKB48話が長かった。『逸材』が短いとはいえ、長かった。『逸材』霞んだ。AKBはこれで終わりだそうだけど、なんかこう、まくらからスッと噺に入ってほしいところ。
 

●立川らく兵『鮑のし』
この日放送された演芸図鑑に出演(収録はずいぶん前だったみたい)。その時に共演した林家はな平さんが掛けていたのが『鮑のし』。まあそれで思い出したわけではないとは思うが。淡々とこなした印象。


仲入り


●お楽しみ抽選会
チケットのナンバーを利用したくじ引き。全員サイン入り色紙欲しかったなあ。 
それにしても、らく兵・吉笑の仕切りがぎこちない。


●立川談吉『粗忽長屋』
見えましたねイリュージョン。八が長屋に戻って熊にまくし立てるところ。あれは家元の『松曳き』ですよ。間違いない。ガンガン受けていました。


●立川こはる『三方一両損』
前座時代からお世話になった会ですと、千葉でのエピソード、そして15階の会場というところで「天国に近いところで出囃子を鳴らしたら聞こえるかもしれません」とさらりと故・立川談大さんの話を持ち出しして、知っている人だけ泣かせる。
噺はいつもの生野菜口調。しゃきしゃき歯切れよく聴かせる。本人はまだ不満みたいだけど。僕は満足。


終演後、主催者こう生さんにお礼のご挨拶。これがもう素晴らしい挨拶で唸った。
こう生さんはホントに嬉しかったんじゃないかなあ。一本締めて大団円。


打上げは下の中華屋でご常連さんたちと和やかに。
帰りは全出演者とスタッフと同じ電車で、大騒ぎしながら帰ってきましたよ。 
 
きぼーる寄席26パンフ



m_shike at 09:30コメント(4)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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コメント一覧

1. Posted by こう生   2012年11月30日 14:00
袖で泣いておりました....

こりゃ、直には再開できませんね(笑)
2. Posted by シラフ    2012年11月30日 21:06
 自分も見に行っていました。
 会場の外で笑二を見かけた時、「もしかして開口一番は笑二?」と思っていたらその通りでうれしくなりました。自分は「会話しようぜ」がツボでした。
 13日に広小路亭で見た談吉はイマイチだったのですがこの日は最高でした。「やはり談吉いいなあ」と思いました。
 それでは♪
3. Posted by 4k    2012年12月02日 12:22
こう生さん

直ぐに再開できるくらいなら休止してませんでしょうにw

でも、待っている方もいらっしゃいますよね。いつかまたぜひ。
4. Posted by 4k    2012年12月02日 12:25
シラフさん
笑二さん「会話しようぜ」は与太郎のところですね。あそこも相当におかしいですよね。談吉さんの広小路亭はひどかったと情報は入ってきているのですが、やはりそうですか。リズムに乗った時の談吉さんはあんな感じでほんと素晴らしいです。同じ噺を何度聴いても楽しいんですよ。


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