2012年04月01日

春風亭一之輔 真打披露 鈴本演芸場三月下席 九日目(2012/03/29) #落語 #rakugo


休日はチケット売り切れているかもしれないので、平日に駆け付けてしまった。
まあこの日はもともと有休取るつもりだったんだけど、会議があるというので一応出社して、職場から鈴本へ。

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 右側の前から2番目をゲット。太鼓をたたく前座が見える。
「後ろ幕」(高座後ろの幕)は「日本橋女学館卒業生」?

三遊亭金兵衛『反対車』
春風亭勢朝『紀州』(落語協会編)
ロケット団『漫才』
春風亭正朝『祇園祭』
鈴々舎馬風『漫談』(おもに歌)
林家正楽『紙切り(相合傘・花祭り・不知火型土俵入り・春風亭一之輔・弁慶・虎)』
柳家喬太郎『夜の慣用句』
三遊亭円歌『漫談』
春風亭一朝『湯屋番』

仲入り

喬太郎(司会) 木久扇 一之輔 一朝 馬風 円歌(並び順)『真打昇進披露口上』
鏡味仙三郎社中  太神楽曲芸
林家木久扇『彦六伝』
柳家小菊 粋曲
春風亭一之輔『不動坊』



前座なし

●三遊亭金兵衛『反対車』

客が硬い。この硬さに対してややオーバーアクションを絡めるが苦戦。決して下手じゃないのにね。落ち二回かませて、なんとか一席まとめた。

●春風亭勢朝『紀州』(落語協会編)

こういう地噺得意ですよね。いろんなギャグを絡めながら一通り噺を終えた後で続編のように、同じ筋で「落語協会会長選」の噺へ。大変くだらなくてよいです。

●ロケット団『漫才』

山形弁ネタ使わないパターン。なかなかいける。

●春風亭正朝『祇園祭』

まくらは真打披露のしくみについて。「日本橋女学館卒業生。いままで我々を欺いていたけど彼は女だったんですね」実は一朝師匠のおかみさんの母校なのだそうで。
噺はまずまず。

●鈴々舎馬風『漫談』(おもに歌)

美空ひばりメドレーなど。カエルの歌まだやってんだって事実に笑ってしまった。戻るとき辛そうだったな。膝悪いのかな。

●林家正楽『紙切り(相合傘・花祭り・不知火型土俵入り・春風亭一之輔・弁慶・虎)』

安定した名人芸。「なぜこうやって体を動かしながら切るかというと……身体を動かさなくなると」でお囃子だけでなく照明まで落ちたのにはちょっと驚いた。

●柳家喬太郎『夜の慣用句』

途端に客席が熱気を帯びる。まくらは新歓コンパ。これ長くやってますが微妙に台詞をいじってますね。噺はもう申し分なし。

●三遊亭円歌『漫談』

なんか昔話みたいなのやっていた。面白かったけど内容を全く思い出せない。

●春風亭一朝『湯屋番』

一朝懸命笑わせていただきました。ところどころ端折ってたので、トリでゆっくり聴きたい。

仲入り

ここで後ろの幕が変わる。日本大学芸術学部落語研究会。

●喬太郎(司会) 木久扇 一之輔 一朝 馬風 円歌(並び順)『真打昇進披露口上』

人物紹介は協会相談役・木久扇師
「私は相談役ですが誰も相談してくれません。一之輔さんは機械に強くてツイッターで自分の昇進を知りました。お子さんが三人いて、全員に牛乳を飲ませています」

喬太郎師「木久扇師匠、あとでご相談がございます」

次は一之輔師と同じ野田出身の馬風親分、大暴れ。
「小三治は芸に厳しい。一之輔は本物。私が会長の時の真打昇進は付け届けで判断した。木久蔵と三平」さらに木久扇師に3つも芸(片岡千恵像・宇宙人・河童踊り)をやらせ、一朝師に笛を吹かせた(これは見事)。「野田は醤油の町、芸に下地ができております」。

喬太郎師「なんだかわからなくなった」と呆れぎみ。「私の真打昇進時の会長は円歌師匠です」と。

続いて円歌師。
「同じ野田出身で一之輔をかわいがっているのはいいが今日は長すぎだ」とくさした。あと何言ったかな、忘れちゃった。

師匠一朝師は
昔話と「すごい形相で追いかけてきたので刺されるかと思ったら弟子入りだった」などなど。最後は本人の落語にかける情熱を誉めて。宜しくお願いいたします、と。

おしまいには馬風師、強引に手締めを仕切ろうとして円歌師に持っていかれて憮然、という手の込んだコントのような構成。

でもなんか、一朝師の話にうるっときたよ。

また後ろの幕が変わる。スタンダードな幕(なんというのか。歌舞伎で見るやつ)

●鏡味仙三郎社中

  太神楽曲芸
馬風師のせいか短め。土瓶が好きです。花笠取り分けは目に鮮やかでめでたくてよい。

●林家木久扇

『彦六伝』
家元談志の物まねからスタート(似てる)。
彦六伝は幾つかパターンがあるらしく(あるだろうなあ)今回は稽古がクローズアップされていました。

●柳家小菊 粋曲

だいたいいつもの。さのさ がいいですな。

●春風亭一之輔『不動坊』

「楽屋は全員でイチローに見入っています」。
腑抜けと不機嫌 微妙なキャラクターのチューニングがほんとに見事。本筋はほとんど変わっていないのにとても新鮮に聴こえる。大舞台なのに力みもなく、いつもの一之輔さんが一之輔師匠になっただけ、というのがいかにもこの人らしい。


というわけで、予想以上に楽しいお披露目でした。終演後、出待ちの人たちのお願いで記念写真に納まる新真打の表情は疲れも見えず、まこと頼もしいのでした。



m_shike at 18:09コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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