2012年03月25日

立川談笑一門 弟子勉強会『実写版・子ほめ』(2012/03/24) #rakugo #落語


立川談笑一門の弟子二人、立川吉笑さんと立川笑二さんの勉強会。前回は他の落語会と重なってしまい行けなかった、というわけで今回は期待に胸ふくらませて高円寺へ。
 
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地元の集会場にビールケースとすだれで作った高座。50くらいの席はものの見事に埋まった。前座二人で凄い集客力。

立川笑二『強情灸』
立川吉笑『舌打たず』
仲入り
立川吉笑『狸の恩返し過ぎ』
立川笑二『親子酒』


●立川笑二『強情灸』
立川流広小路寄席などで観る時とはだいぶ違う様子。リラックスしてまくらもたっぷり。強情灸は、僕の知っているのとはずいぶん違う型で、こういうのがあるのか、談笑師の弟子だけあって笑二さんの改作なのか。なかなか良いと思いました。

もうちょっと灸に耐えているところを長めにやると、灸が熱そうに感じられて良かったかもしれない。


●立川吉笑『舌打たず』
作ったばかりでまだ落ちも決めていない新作をやります。とのことで、さてどんな話かと身構えていたら、こりゃまたとんでもない吉笑ワールドが展開されて、自分の思考の心棒がぐらぐらと揺らされた。『11月46日(カレンダー)』の衝撃再び。というか更に凄い。

ご隠居と八っさんが「舌打ちと舌鼓にによる感情表現はどこまで可能か」を追求する噺、と書いたところで、いくら賢いこのブログの読者でも、何の事だか分かりませんよね。もともと曖昧な「感情」をどこまでデジタルのゼロと1(ビット)に落とし込めるかという思考実験の冒険ですね。ますます分かんないか。

こんなことを落語でやるのかという驚きと、落語だからこその面白さ、その両方を同時に味わせるとは。腹が捩れて頭が捻じれました。

衝撃の問題作と言ってもちっとも過言ではございません。ツイッターでよくお見かけする@HenryTOYOTAJrさんも絶賛されておりました。

アドリブでつけた落ちもきれいに決まって、しばし呆然でした。

だいたい前座が新作作ってネタおろしで爆笑とるだけで大変なことだろうに。


仲入り


●立川吉笑『狸の恩返し過ぎ』
すでに名作と言ってもいいでしょう。柳家とくれば狸。細かいところどんどんチューニングしているようで、中に爆笑のクスグリがありました。

まくらで「ああいう新作」を生み出す自分の細かい性格について語ってましたが、これがまた可笑しくて。


●立川笑二『親子酒』
こちらもまくらたっぷり。伸び伸びやってます。終わった後で「酒の噺を前座がやってはいけないという理由がよくわかりました。難しいですね」とか言ってましたが、いやいやなんか入れごともすっぱりはまってとても楽しかったです。
もちろん荒削りではありますが、前座ですからね。前座であることを時々忘れそうになるんだけど。


というわけで柳家系の柔らかさが心地よい笑二さんに、落語世界の新境地を切り開いちゃうかも知れない吉笑さん。
たった1000円で大満足の一夜でした。

次回は4/26、木曜日なので僕は行けないかもしれない。
行きたい人は早めに予約したほうがいいかもしれませんよ。今回51名様入ってますからね。

立川談笑一門 弟子勉強会 ブログ

そして吉笑さんは4/1にお江戸日本橋亭で『ニツ目昇進記念 立川吉笑 説明会』をやります。詳細こちらで。

『立川吉笑のブログ』

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m_shike at 16:55コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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