2012年03月21日

破門と除名 快楽亭ブラック・雷門獅篭 二人会(2012/03/18) #rakugo #落語


この二人の会だったら、行くしかないぜ、日曜日なんだし。 0ea767f1.jpg

雷門獅篭『三人寿限無』
快楽亭ブラック『お若伊之助』
雷門獅篭『キウイとてちん(酢キウイ)(仮)』
快楽亭ブラック『オマン公社』


●雷門獅篭『三人寿限無』
松竹梅の三人に同時に子供が授かった。さて名前は…という噺。
立川三四楼さんの寿限無は時系列で一人の息子の名前がどんどん変化していくSF仕立てだけど、こっちは最初から三人の名前が長いというパワフルで漫画的なパターン。ゲラゲラ笑ったが、これ演るの大変だよ。長い長い似たような名前を3つも、繰り返し言わなきゃいけない。

●快楽亭ブラック『お若伊之助』
黒師の一席目は正統派の圓朝噺。ときどき台詞が出てくるまで時間かかってたけど、ベテランならではの余裕が感じられる極上の高座でした。

仲入り

●雷門獅篭『キウイとてちん(酢キウイ)(仮)』
キウイ師の存在はいい落語を産むねえ。ということですかね。
前に獅篭さんの独演会で反対車の土管ジャンプ(橘家円蔵師仕込み)を45回やって、あと出てきた獅篭さんが大迷惑、打ち上げの後でマジ落ち込んでいた時があって、僕はそれを目撃しているわけですが、まんまその話が出てきて死ぬほど可笑しかった。

ちりとてちんの仕立てで、知ったかぶりの自称落語通に「これは**(名人)の録音だ」といってキウイ師の反対車を聴かせるという噺で、これ、実は一部落語ファンのブランド至上主義に対する皮肉なんですな。
あとで獅篭さんと「この噺キウイさんがやったほうが受ける」「じゃあ稽古つけないと」(笑)なんて会話をしました。


●快楽亭ブラック『オマン公社』
出ました名作。初めて聴きました。まあブラック師しかやらないですからね。
話の筋はこちらで。

快楽亭ブラックの毒落語
 

後半は官僚制批判落語『ぜんざい公社』のパロディなんですが、前半が意外と硬派・ジャーナリスティックな仕立てのブラックジョークで結構感心しましたよ。エロいだけじゃない。

とはいえ「バイブ攻め」「ラブジュースを吸う」なんてのがポンポン出てくる噺なので、一番前の席でものすごく可愛らしい女性が二人でこの噺を聴いていたので、大丈夫かしらと見ていたら、なんと打ち上げにも参加されていたので「どうでした」と聴いてみると「いや一番前でこんな話聴いちゃっていいのかなと思いましたけど、わかりました!面白いです!」とのこと。素晴らしいですね。


後の打ち上げに参加させていただき、ブラック師と結構じっくりお話しさせていただいた。嬉しかったなあ。
前に「毒演会」で聴いた、『井戸の茶碗』の偽善性を逆手に取った素晴らしいエロ落ちに感動しました!と直接言うことができたし、いろんなところのいろんな内部事情(書けないよ)も聞けたし。良かった良かった。
なんというか、素顔のブラック師は、紳士で穏やかな方ですよ。

お二人の競演、一度、大須演芸場で聴いてみたいもんです。
特に獅篭さんは大須芸人、名古屋で聞くのが本寸法です。

らくだの寝床:東海らくご事情 演目ごとにシール制作、雷門獅篭 /愛知 - 毎日jp(毎日新聞)

m_shike at 08:53コメント(2)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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コメント一覧

1. Posted by せ   2012年03月21日 11:17
今回もお世話になりました。
私も初の生「オマン公社」に感動しました。(笑)

個人的には、きういとてちんの三亀司師のエピソード
ゴトン とか 音源で聞いて楽しめる曲独楽 あたりで、
ブハッ と変な笑い声になってしまった程ツボにはまりました。

大須なぁ・・
名古屋出張を無理やりにでもでっち上げようか・・・・・・
2. Posted by 4K   2012年03月23日 09:38
せ さん
打ち上げでご一緒させて頂きましたよね。今回もありがとうございました。

いやあ、生は格別ですねw

曲独楽の三亀司師匠は、客が一人しかいなくても綱渡りやるそうです。その客を舞台に上げて紐の片方を持ってもらうので客席から人がいなくなるとか。

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