2012年01月02日
TOLOTで母親の撮影した写真を写真集にしてみた
3年と少し前だっただろうか。
夫がこの世を去り、一人で暮らすことになった母に、何か趣味があった方がいいだろうと古いデジカメを貸してみた。彼女にとっては、初めて手にするカメラである。
意外なことにすぐに夢中になり、趣味の園芸や旅行など、結構楽しそうに撮影していた。
実家までは車で30分程度なので、ときどき顔を出す。撮りためたファイルをノートPCで吸い取り、DVDに焼く。
「テレビが壊れたので買う。録画はしない」というので、再生専用のDVDプレーヤーを買ってあげた。
DVDに焼いたjpegでスライドショーができる機能がついていた。ためしてみたところ、彼女が撮影した写真がいともかんたんに40型モニター(それもハイビジョン画質)に投影された。普通に撮影した花が、肉眼で見るより美しかった。これにはさすがの母も驚嘆し、ますますシャッターを切るようなった。
DVDに焼いたjpegでスライドショーができる機能がついていた。ためしてみたところ、彼女が撮影した写真がいともかんたんに40型モニター(それもハイビジョン画質)に投影された。普通に撮影した花が、肉眼で見るより美しかった。これにはさすがの母も驚嘆し、ますますシャッターを切るようなった。
せっかくだからと新しいコンデジを買ってあげた。フォトプリンターも買ってあげた。
こうやって増やしたツールを彼女が全て使いこなしているわけではない。何度教えてもなかなか慣れず、プリンターなどは僕が行ったときだけ稼働しているようだ。
デジタルフォトフレームは妹があげたのがあるけど、あまり電源を入れていないみたい。
でもまあ、それでも大型テレビや自宅プリントなど「自分の撮った写真を、いろんな形で見たり、見せたりできる」ことは、写真を撮ろうという彼女のモチベーションにつながっている。つまりはアウトプットが大事だということだ。
で、前置きが長くなったけど、TOLOT。
簡単にいうとワンコインで小さな写真集を作れるサービスだ。
iPhoneやパソコンから専用ソフトを使ってアップロードした写真を並べて、テキスト(1ページ140字以内)も入れたりして、編集できる。
先日、ブロガーイベントにご招待いただいて、お試し用クーポンのコードも頂いたので、ここはひとつ、母親が撮影した作品で写真集を作ってみた。
「増設メモリを刺すと電力不足で落ちる」という、機械としてはほぼ死にかかっていて息も絶え絶えのうちのXPマシン(8歳)だと、TOLOTの専用ソフトは大変に重くて、編集作業は大変だった。
60舞い近くの写真を選び、コピーをつけるのも結構難しい。
なんとか一冊作り上げて、送付先の住所を入力したりするとあとはもう待っているだけ。送料込みで500円。安いでしょ。
A6です。このサイズだと邪魔にもならないし、カバンに入れて他人に見せびらかすのも簡単。
カメラを手にしたばかりの年寄りが撮った写真が、こうして写真集になっちゃうんだから、デジタルってほんと素敵だ。
こういうサービスが現れると「デジタルデータとリアルの間を行ったり来たり」のあたりに、これからのコンテンツビジネスがあるんじゃないかな。とか思ったりもする。
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コメント一覧
1. Posted by よぞら
2012年03月14日 09:33
こんにちは。。
昨日、こちらの記事のリンクを文章中に貼らせて頂きました。
突然の上に、事後報告になってしまい申し訳有りません。
どうかご海容下さいますよう
お願い申し上げます。
昨日、こちらの記事のリンクを文章中に貼らせて頂きました。
突然の上に、事後報告になってしまい申し訳有りません。
どうかご海容下さいますよう
お願い申し上げます。
2. Posted by 4k 2012年03月19日 02:00
公開している情報なのでリンクはフリーです。トラックバックでももらえるとよかったですね。
> こんにちは。。
> 昨日、こちらの記事のリンクを文章中に貼らせて頂きました。
> 突然の上に、事後報告になってしまい申し訳有りません。
> どうかご海容下さいますよう
> お願い申し上げます。
> こんにちは。。
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> 突然の上に、事後報告になってしまい申し訳有りません。
> どうかご海容下さいますよう
> お願い申し上げます。