『シェアする落語』次回は7/7です。

2011年12月30日

池袋演芸場12月下席 昼の部(2011/12/25) #rakugo


昔の友人と一緒に久しぶり池袋演芸場。

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市馬師の代演で喜多八師。あれ、昨日聴いたばかりだ。ははは。

柳亭市也(前座) 元犬
初音屋左吉 居酒屋
古今亭菊志ん 湯屋番
三遊亭金時 尻餅
アサダ二世 奇術 
三遊亭歌武蔵 安兵衛狐
三遊亭小燕枝 強情灸

仲入り

古今亭志ん馬 干物箱
柳家喜多八 短命
ホームラン 漫才
金原亭世之介 三枚起請


●柳亭市也『元犬』
けっこう達者。 特に仕草がよかった。顔が可愛いのでこの噺はあってますな。

●初音屋左吉『ぼやき居酒屋』
夏に深夜寄席で観た。客は受けてたけど僕はなぁ。なんだろう。リズムが良くない気がするんだよなあ。

●古今亭菊志ん『湯屋番』
テレビ朝日の『落語者』で『天災』『祇園祭』を観て、あまりにも面白かったので前からずっと生で観たかった。楽しみにしていたら期待以上の出来で、文句なしこの日のMVP。
湯屋番は野ざらし同様、妄想シーンが一番の見所だと思うが、みごとなハイテンションで暴走してくれた。菊志ん師は面白い!また観よう。 ちなみにあのまくらは三笑亭笑三師の『異母兄弟』だよな。

●三遊亭金時『尻餅』
初めて。この噺って上下がけっこう難しいことに気がついた。「夢見が悪かった」の夢は「談志師匠がよみがえる夢」。ええと、良かったと思います。
 
●アサダ二世『奇術 
初めて。 アダチ龍光先生の芸ってこんな感じだったのかしら。寄席ならではの奇術。ゆるゆる楽しいです。
 
●三遊亭歌武蔵『安兵衛狐』 
9月の落語教育委員会以来かな。この噺を生で聴くのは初めて。なかなか楽しい。羽織の紋が不思議な形をしていた。なんか軍隊で使うみたいな。なんだろうあれは。

●三遊亭小燕枝『強情灸 』 
初めて。江戸言葉を楽しませてくれるベテラン端正型。なんか風呂屋の話が出てきたので湯屋番とかぶってないか? と思ったら熱い湯を我慢するというところから強情灸。結構でございました。
 
仲入り

●古今亭志ん馬『干物箱 』 
初めてみた。噛み過ぎが惜しい。

●柳家喜多八『短命 』 
昨日と同じ噺で、昨日と同じ感想。つまりは面白かった。やっぱあのパントマイムみたいなシーンはなんとも言えずおかしい。

●ホームラン『漫才』
2回目。僕は好きですよ。客席もどっかんどっかん受けていたし。もちっと名前売れてもいいのに。

●金原亭世之介『三枚起請』 
まくらで今年の紅白の話。二日前にテレビで聴いた爆笑問題の漫才と同じネタ。ぱくったかどうかは知らないし、別に問題もない。でも「ぺヨンジュンと結婚すると苗字はペ」というのは、むかし波田陽区がやったネタだな。

噺のほうはまずまず楽しかった。


池袋演芸場の下席昼の部は2000円で14時から。これ、わりと好き。


 来年は古今亭菊志んをちょっと追っかけてみたい。らくごカフェでマンスリーやってるんだけど、今年はなかなか時間が合わなかった。なんとか近いうちに行きたいものだ。


m_shike at 01:31コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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