2011年11月17日

「登美の丘ワイナリー秋のぶどう収穫感謝祭 技師長が語る"日本ワイン"の魅力」ブロガーイベント」に参加してきた


サントリー様主催ののブロガーイベントに参加させていただくのは何度目だろうか。いつもありがとうございます。

というわけで新宿からあずさに乗って甲府まで(ここまで自己負担・後はすべてご招待)。

今回の企画については、もう他の方がいろいろ書いているので、



とりあえず僕が一番書きたいことを書きます。

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畑を見学させていただいて、誰でも気がつくことがある。
とにかく栽培している品種が多い。
シャルドネ・甲州・リースリング・メルロー・カベルネ・ソーヴィニョン・カベルネ・フラン・ブラッククイーン・ビジュノワールなどなど(ちなみにピノは難しいとのこと)。

そして栽培方法も多彩。垣根もあれば棚もある。棚の作り方もいろいろいある。標高差の激しい広大な土地の中で、今も実に多くのトライ&エラーが繰り返されている。

一日案内していただいた、登美の丘ワイナリー技師長の高谷俊彦さんに聞いてみた。

「これだけの広さの土地に、いろんな品種のブドウを、いろんな形で栽培、多彩な商品を作り出す。こういうやり方は、外国の産地にはあるのでしょうか。」



「あんまりないですね。商売のことを考えたら、たとえばチリみたい広大な土地にパイプ通して同じ品種を大量に生産した方がいいんですよ。その方が価格を下げることができるし、利益も出やすい。絶対に儲かる。
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でも日本には、ブドウの栽培に適した広大な土地はなかなか確保できない。また消費者の嗜好はどんどん変わっていくのも特徴です。従ってこうやって手を変え品を変え、チャレンジしているわけです」

ウイスキーと同じだなと思った。
山崎・白州といったサントリーのディスティラリーでは(それとニッカの余市・宮城峡も)、実に多品種のモルトが仕込まれる。白州で何がびっくりしたってポットスチルがいっぱいあることだ(8つだったかな?12でした)。大きいのと小さいのと、くびれやパイプの曲がりもそれぞれ違う。つまりいろんなタイプのモルトができるということ。

一つの蒸留所(蒸溜所)が、これだけ様々なタイプのモルトを生産する例は、スコットランドにもないのだという。


その負担は大変だが、他社に頼ることなく、自らの手で新しい商品を開発していくことができるのが、こうした日本の大手洋酒メーカーの強みだ。

日本人らしい、日本企業らしい、ねばり強さ・研究熱心、そして自前主義が『登美』『登美の丘』の味に反映されている。

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ブドウは樹齢30年までワインに使える実を付けるという。そして登美の丘におけるトライ&エラーはまだブドウの木一世代分に過ぎないのだという。

残念ながらいま、酒屋やスーパーのワイン売り場における国産ワインの存在感はやや薄い。
だけどこれからさらに年月が進みトライ&エラーが積み重ねられれば、さらにうまいジャパンオリジナル・ワインが登場し、市場はまた大きく変化するのではないか。

そんなことを考えながら、これからも僕なりにゆっくりと、ワインとつきあっていきたいな。と思ったわけです。

ちなみにテイスティングで一番気に入ったのは、このメルロ


お手ごろ価格のこれも気になるところ。


樽から出したメルロの新酒もいただきましたが、正直おいしいもんじゃありませんね(笑)香りが青いし、味がバラバラ。
 
なるほど赤ワインは熟成させて飲むものだと納得しました。技師長も「これビンにつめて売ったら、もう、なんじゃこりゃってことになるでしょー?」と仰ってました。


m_shike at 02:18コメント(0)トラックバック(0) | 会合・イベント 

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