『シェアする落語』次回は7/7です。

2010年09月13日

立川流日暮里寄席(2010/09/06)


談之助師のライブで招待券いただいたので、立川流の聖地?日暮里に初参戦。

でも平日仕事の後に日暮里に行くのはつらいわ。
20分遅れくらいで到着したら、受付の前座さんが
「たぶん立ち見かと。椅子があったらラッキーということでお願いします」え!

確かに会場はほぼ満席。何とか最後尾に空席を見つけて収まる。当然落語家さんたちの手元もほぼ見えない。

しかしここはいい会場だ。演者の声も客の笑い声もいい感じでエコーがかかる。

立川流日暮里寄席2010.09.06
立川流日暮里寄席2010.09.06 posted by (C)[4k]shike

●泉水亭錦魚 お菊の皿
途中から。前も書いたとおりあんまり好きじゃないんだけど今日も良かった。おっちょこちょいの若い衆が出てくる噺はいい感じで聞ける。

●立川志遊 ちりとてちん
同じ噺を池袋余一会で聴いたばかりなのに、大変楽しませていただいた。志遊師は芸が柔らかくて綺麗。落語初めての人にも、落語通にも奨めたい。

●立川談笑 猿の夢
ほんとは明日のはずなのに登場。マクラでたっぷり暖めた後に「他の人の話を邪魔しないように今日は新作で」。いきなり猿になってしまった男の話。これ以上詳しく書かない。ちょっとブラックなSF仕立てで、笑いながら心のどっかが凍る感じ。サゲも随分凝っていて、だまされたお客が早めに拍手していた。

仲入り


●立川キウイ お血脈
下手だよなーw
本人も言っているけどまくらの漫談調のほうが数倍面白い。

ただ「噺の本筋からいったん現実に引き戻してまた噺に戻る」みたいなことを、わりとすんなりこなしてしまうのは家元談志の弟子なんだなあと、なんとなく。

やっぱり「まくら15分落語5分」のパターンを極めて欲しいと思いました。


●立川談幸 寿限無・改
この型は初めて聴いたなあ。やたら関係者の多い寿限無。「うちの子はどうした」「ずるい」。寿限無もいろいろ深いですね。談幸師は相変わらず眼が優しく笑っていていいなあ。


●立川ぜん馬 高田の馬場(仇討ち屋)
ここで不覚。連日の残業などですっかり弱っていたのか、途中数分ついうとうとしてしまいました。と言うわけで語る資格なし。


終わってからノートPC広げて駅前のエクセルシオールでまた一仕事してしまった。
平日夜に日暮里、辛いとはいえ、また行きたい。とにかく音響がとてもいい。落語における会場の重要性を改めて実感した次第。

m_shike at 12:30コメント(1)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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コメント一覧

2. Posted by 4k   2010年09月16日 01:26
ここにコメントいただいた方へ。動画は持ってません。あしからず。

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