2010年05月22日

落語天才少年?


そんなわけで談笑師の濱野がとてもよくて、行ってよかった上野広小路亭だったのだが、ちょっと面白い話が。

座敷に座っていた。隣は前の席に移動する人のために空けてあった。
中入りでトイレに行って帰ってきたらそこに小学生、それも明らかに低学年の男の子が座っている。

上野広小路亭100515

こんなところに来て、クイツキでキウイがまた短命だったどうしようと思ったりしたのだが、そこが通路代わりの空間だと気がついたのか、あるいは座布団がないから辛かったのか、幕が開く前に後ろの方に行ったみたい。



キウイの高座が始まると、この小学生と思われる笑い声が聞こえてきた。ボーイソプラノだからやはり目立つ。どうしても気になる。
そのうち気がついたのだが、笑いどころが大人とほとんど変わらない。連られて笑っているわけでもないらしい。賢い子だな。

キウイさんはこの子どもを意識してオーバーアクトで反対車、最後は高座から小学生に向けてガッツポーズまでしていた。

次の桂文字助師が種明かし。
「俺がよく言く焼き肉屋の坊ちゃん。俺がいつも金払わないもんだから埋め合わせで(客笑)つれてきたんだ。四つのころから落語聴きはじめて今は七つ。落語が大好きだてんだ」

ほっほー。そりゃいいね。
それにしても税金年金家賃に飲み代全部払わないという文字助伝説は本当だったのか。

トリの談笑師はじっくりと浜野。すでに書いたがまさしく名演で、客席は水も漏れぬほどのぴーんと張りつめた緊張感。そして満足感。

充実した気持ちで客席を出て、下駄箱から靴を取り出していると近くにさっきの少年がいて、ボーイソプラノで一言。

「さいごのが 面白かった」

坊ちゃん!君はあの浜野が分かるのか!

いやあ、いかに談笑師渾身の熱演とはいえ、齢七歳にしてあの人情話の価値が分かるとは。

すごい少年がいたものだ。末は博士か落語家か。楽しみだねえ。


柳家花緑は初高座九歳だっけ?

m_shike at 19:15コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 

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