2010年05月01日
竹鶴21年ピュアモルト「WWA世界最高賞」受賞記念パーティ
竹鶴は、僕にとって一番好きなウイスキーだ。
余市の力強さと宮城峡の柔らかさがものの見事に溶け合って
火・木・煙・風・霧・潮・麦・水
さまざまな要素が美しく調和した、理想のウイスキーだと思う。
ハイボールならサントリー角、ストレートなら竹鶴である。
後はたまにアイラ。
これで充分幸せになれる、僕は。
この竹鶴の21年がWWAの英国ウイスキーマガジン主催の国際ウイスキーコンテストWWA「ブレンデッドモルトウイスキー」部門で、2年連続3回目の世界最高賞を受賞したと。
簡単に言っちゃうと2年連続で「世界一のピュアモルトウイスキー」と認められたということだ。
すべてブラインドテストによって審査される賞でこの快挙。すばらしい。
ちなみにブレンデッドで世界最高賞をとったのはサントリー響21年。まさにジャパニーズウイスキーがいま世界を席巻しているわけだ。
ニッカウヰスキー代表取締役会長 山下弘氏 posted by (C)[4k]shike
チーフブレンダー 久光哲司氏 posted by (C)[4k]shike
ということで「ソーシャルメディア枠」で受賞記念パーティにお招きいただいた。ありがとうございます。
そして世界一受賞お祝いの席に駆けつけたのは、ギネスも認めた世界一のトークショー・ホスト みのもんた氏。
喋りがうまい人の祝辞というのは、流暢過ぎてどこかリアリティに欠けるように感じられることがある。ところが、みの氏は違った。
なんでも筋金入りのニッカファンだそうで、話がなかなか奥深いのだ。
仕事でロンドンのホテルに三週間泊り込んだになったときに、バーでウイスキーの手ほどきを受けた氏はさっそく英国仕込みの飲み方を披露。
ブランデーグラスにクラッシュアイス。縁からウイスキーを注いでグラスに霜がつくまでちょっと待つ。
霜がついたら、指で願い事を書いて、それから飲むのだと。
客席にもこのスタイルの(グラスはタンブラーだったけど)竹鶴21年が配られ、みの仕切りで乾杯。
僕はストレートのほうが好きだけど、この、霜付きスタイルも悪くない。あんまり薄くならないうちに飲み干したいけど。
チーフブレンダー・久光哲司氏とのトークセッションの最中も、みの氏は竹鶴を本当にうまそうに飲む。
おなじみの流暢なトークの端々に、この人ほんとにニッカが好きなんだなと、地割とこちらに伝わってくる。
竹鶴翁とリタ夫人の話まで持ち出していた。
最後にはニッカから樽一個分・128本の竹鶴21年を贈呈されて目茶苦茶喜んでいた。
そりゃあ嬉しいよねえ。
個人的にこの夜のハイライトとなったのはチョコレート。
食事の際には日本酒を飲み、あくまで食後酒としてウイスキーを嗜んでいた竹鶴翁からの伝統か、さまざまな料理とのマリアージュを開発するサントリーに比べてニッカのイベントではそれほど料理らしきものは出ない。あくまで主役のウイスキーの引き立て役としてのオードブルが並ぶ。
その中でひときわ輝いていたのが「竹鶴21年が練りこまれた生チョコ」。
竹鶴21年が練りこまれたチョコ posted by (C)[4k]shike
これはねえ、凄かったですよ。限定品らしいからもう二度と味わえないんじゃないかな。
さすがのみの氏も感激のあまり、流暢なしゃべりもちょっともたついた。曰く「に、女房に食べさせたい……」と。
いや、まさしく同じことを思った。
さてこの世界最高のピュアモルト、さてお幾らで飲めるのか?
こんなもんなんです。
安いと思いませんか?
21年以上かかって仕込まれた、世界最高峰の銘柄なんですぜ?
比べるのもあれだが、ワインだったら桁2つ3つ、いや4つ?違うかもしれない。
最近、ニッカの高級銘柄はむしろヨーロッパなど海外で飲まれているらしい。
誇らしいことだけどもったいない話だ。
海を渡らせるくらいならもっと日本人が飲まなくちゃ。
喋りがうまい人の祝辞というのは、流暢過ぎてどこかリアリティに欠けるように感じられることがある。ところが、みの氏は違った。
なんでも筋金入りのニッカファンだそうで、話がなかなか奥深いのだ。
仕事でロンドンのホテルに三週間泊り込んだになったときに、バーでウイスキーの手ほどきを受けた氏はさっそく英国仕込みの飲み方を披露。
ブランデーグラスにクラッシュアイス。縁からウイスキーを注いでグラスに霜がつくまでちょっと待つ。
霜がついたら、指で願い事を書いて、それから飲むのだと。
客席にもこのスタイルの(グラスはタンブラーだったけど)竹鶴21年が配られ、みの仕切りで乾杯。
僕はストレートのほうが好きだけど、この、霜付きスタイルも悪くない。あんまり薄くならないうちに飲み干したいけど。
チーフブレンダー・久光哲司氏とのトークセッションの最中も、みの氏は竹鶴を本当にうまそうに飲む。
おなじみの流暢なトークの端々に、この人ほんとにニッカが好きなんだなと、地割とこちらに伝わってくる。
竹鶴翁とリタ夫人の話まで持ち出していた。
最後にはニッカから樽一個分・128本の竹鶴21年を贈呈されて目茶苦茶喜んでいた。
そりゃあ嬉しいよねえ。
個人的にこの夜のハイライトとなったのはチョコレート。
食事の際には日本酒を飲み、あくまで食後酒としてウイスキーを嗜んでいた竹鶴翁からの伝統か、さまざまな料理とのマリアージュを開発するサントリーに比べてニッカのイベントではそれほど料理らしきものは出ない。あくまで主役のウイスキーの引き立て役としてのオードブルが並ぶ。
その中でひときわ輝いていたのが「竹鶴21年が練りこまれた生チョコ」。
竹鶴21年が練りこまれたチョコ posted by (C)[4k]shike
これはねえ、凄かったですよ。限定品らしいからもう二度と味わえないんじゃないかな。
さすがのみの氏も感激のあまり、流暢なしゃべりもちょっともたついた。曰く「に、女房に食べさせたい……」と。
いや、まさしく同じことを思った。
さてこの世界最高のピュアモルト、さてお幾らで飲めるのか?
こんなもんなんです。
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安いと思いませんか?
21年以上かかって仕込まれた、世界最高峰の銘柄なんですぜ?
比べるのもあれだが、ワインだったら桁2つ3つ、いや4つ?違うかもしれない。
最近、ニッカの高級銘柄はむしろヨーロッパなど海外で飲まれているらしい。
誇らしいことだけどもったいない話だ。
海を渡らせるくらいならもっと日本人が飲まなくちゃ。