『シェアする落語』次回は7/7です。

2009年12月23日

09/12/20鈴本中席 昼の部


メモ程度に。


柳家おじさん 子ほめ
 今年入門も 32歳だそうで ふつうに前座。

三遊亭玉々丈 からぬけ
 おお二つ目になった。めでたい。夏の実験落語会では前座だった円丈の弟子。また麻薬ネタ降ってきたので自作「マンモスヨタピー」やるのかなとおもったら、同じ与太郎噺の古典でした。

ダーク宏和 奇術
 いきなり「東大のポッドキャストが」などと言い出すあたりは理系なのか。客の大半はついていってなかったのでは。カード裁きが美しい。マジックというよりジャグリングをみる楽しさ。

三遊亭歌奴 初天神
 ポッドキャスティング落語時代からの贔屓の一人。今回もお見事。こんな聞きあきた噺を生き生きと楽しくまとめた。子どもが特にいい。

春風亭一朝 宗論
 オーソドックスにしっかり。いい雰囲気。親父が特にいい。

あした順子ひろし 漫才
 元気だよねえ。基本はずらさず、さらに新しいものを必ず入れてくるベテラン。

宝井琴柳 雪の小仏峠
 ごめん眠かった。声質が好みじゃなかった。

古今亭志ん駒 漫談・海上自衛隊から志ん生の弟子へ
 志ん生最後の弟子による志ん生はなしが楽しい。

三遊亭小円歌 三味線漫談とかっぽれ
 ずいぶん昔、あす歌のころに鈴本でみたけど、やっぱりきちんとうまくなってるんだよなあ。

柳亭市馬 掛け取り
 見事ですなあ。残念ながら歌はなし。このあと浅草でトリだったみたい。そっちでは歌ったのかな。

仲入り

ロケット団 漫才
 東京寄席の若手漫才とくれば芸協のナイツと落協のこのコンビ。うまいんだからもっと売れてほしい。もう一つネタに工夫を。

三遊亭歌武蔵 歌武蔵の居酒屋
 お見事。流行歌の入れ方が実にいい。ナツメロにミニモニを入れ込むとは。

入船亭扇遊 一目上がり 
 まずまず楽しい。

翁家和楽社中 大神楽曲芸
 おなじみ高度なテクニック。ヒザにはちょうどいい感じ。

三遊亭歌之介 母ちゃんのアンカ
 ネタは今年三月の末廣亭余一会とほとんど同じだったがさんざん楽しませてもらった。家族ネタで客席が唸るほど笑わせておいて、涙も誘う。見事。


たとえば歌武蔵の居酒屋には、全然違うネタではあるけど師匠の居酒屋が見えるし、歌之介の家族噺は、やはり師匠の「中沢家の人々」につながっている。いい感じに師弟のつながり方が感じられた、円歌一門の多い鈴本でございました。

m_shike at 17:36コメント(0)落語  このエントリーをはてなブックマークに追加

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